提橋和男の新管理人のつぶやき

(2009/01/01)


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ホンダ「燃料電池車」生産開始 究極のエコカーを
2008.6.16 20:47



ホンダは16日、栃木県高根沢町の「四輪新機種センター」で、新型燃料電池車「FCXクラリティ」の生産を開始したと発表した。7月から米国、今秋から日本でリース販売し、3年間で計200台の販売を見込んでいる。燃料電池車は走行中の二酸化炭素(CO2)排出がゼロで電気自動車と並び「究極のエコカー」とされている。ただ、水素補給施設の整備や価格面など普及に向けたハードルはなお高く、エコカーの“本命争い”の行方は不透明だ。

「燃料電池車は地球環境のための必須技術。普及に向け取り組みを進める」

環境問題が主要テーマの一つとなる7月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)直前という、絶妙の時期に開かれたこの日の生産開始式で福井威夫(たけお)社長はこう述べた。式典には米国での最初の購入者となるカナダ人女優のローラ・ハリスさんら5人も招かれ、環境保全への意識が高い富裕層らにアピールした。

燃料電池車は水素を大気中の酸素と反応させて電気を発生させてモーターを駆動させる仕組みで、走行中に排出するのは水だけ。生産を始めたFCXクラリティはホンダにとっては3代目の燃料電池車で、業界初となる量産タイプのセダン型。米国でのリース価格は月600ドル(約6万5000円)で、トヨタ自動車の燃料電池車などよりも安い。

走行時のCO2排出ゼロといえば電気自動車もある。しかし現在、充電1回当たりの走行可能距離は200キロメートルに満たず、充電時間も専用の装置を使わなければ半日かかる。一方、FCXクラリティは1回の水素充填(じゅうてん)で620キロメートル走れる。

だが、燃料電池車にはコストという弱点がある。心臓部の燃料電池には、希少金属で価格が高騰している白金(プラチナ)を大量に使用する。ホンダは新型車の部品点数を従来車と比べ74%も削減して絞り込んだ。それでも、コストは「1台あたり数千万円」(幹部)。福井社長が普及の目安とする「売価1000万円以下」には、ほど遠い。

ホンダの燃料電池車「FCXクラリティ」の第一号車の前に立つ福井威夫社長と米国で最初の個人顧客となる映画プロデューサーのロン・イェクサ(左から2番目)ら
ホンダの燃料電池車「FCXクラリティ」の
第一号車の前に立つ福井威夫社長と
米国で最初の個人顧客となる
映画プロデューサーのロン・イェクサ(左から2番目)ら


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