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提橋和男の新☆管理人のつぶやき 1107
五輪体操:女子団体総合、日本は24年ぶり入賞確定
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| 北京国際空港に到着した(左から)美濃部ゆう、新竹優子、黒田真由、大島杏子、上村美揮、鶴見虹子ら体操女子の日本代表選手=29日午後 |
北京五輪第3日の10日、体操女子の個人総合予選を兼ねた団体総合予選が国家体育館であり、3大会ぶりに出場した2班の日本は233.175点で8位となり、13日の決勝進出を決めた。試合方式が現行とは異なった84年ロサンゼルス大会(6位)以来、24年ぶりの入賞(8位以内)が確定した。
日本は15歳のエース鶴見虹子(朝日生命ク)を中心に丁寧な演技で得点を挙げ、いずれも12位だった06、07年世界選手権団体総合予選を上回る得点をマークした。トップは地元開催で五輪初優勝を狙う中国。昨年の世界選手権覇者の米国が続いた。
上位24選手(1カ国2選手まで)による個人総合決勝に17位の鶴見、27位の大島杏子(朝日生命ク)が日本人では2大会ぶりに進出。上位8位以内(1カ国2人まで)による種目別決勝には平均台で13位の鶴見が進んだ。入賞ラインとなる女子種目別の決勝進出もロス五輪以来。
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団体総合決勝、平均台の新竹優子
=国家体育館(奈須稔撮影) |
▽上村美揮 失敗でチームの足を引っ張ったのに、みんながカバーしてくれた。(主将を務め)チーム力は上がっていると感じている。
▽美濃部ゆう 練習では失敗が多く苦しんだけど、気合を入れてやるしかないと開き直った。いい演技ができてよかった。
▽黒田真由 一人ひとりがいい演技をした。いい緊張感の中で演技できた。
▽新竹優子 自分の演技ができた。自己採点するなら90点。床運動と跳馬で実力が出せたので満足している。
◇実を結んだ「美しさ」…長い低迷期からようやく第一歩
その目には涙がにじんでいた。「いくらやっても強くならずに『なんで男子は強いのに女子は弱いのか』と言われたこともあった。いろいろあったけど長く続けてよかった」。指導者で5度の五輪を経験した塚原千恵子監督は、24年ぶりの快挙に実感を込めた。
新ルールになり、女子も高難度を追求する時代となった。ただ、体格で劣る日本にはやはり、正確性や精度を重視した「美しい体操」を目指すしかない。塚原監督は合宿で午前、午後とも試合さながらの厳しい練習を課した。選手が泣き出すこともあったが「やるべきはすべてやった」と手ごたえはあった。
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【体操女子団体決勝】
黒田平均台の演技=国家体育館で=
国家体育館で2008年8月13日午前11時58分、
矢頭智剛撮影 |
難度を求めて無理に技を詰め込むあまり、他国の選手では平均台での落下などの大きなミスが目立った。その中で日本は、世界選手権では誰かが落下して鬼門だった平均台で全員が落ちず、弱点の跳馬では挑戦してきた難度の高い技に成功した。ミスがなかった大島は「辛いこともあったけど報われた」と笑った。練習は裏切らなかった。
いつしか日本の演技は観客の心をつかみ拍手も起きた。昨年の世界選手権で出場権を獲得した時点では最下位の12位。「下がる場所はない」立場から大きく得点を伸ばした塚原監督は「選手たちに感激した」と話した。
それでも64年東京五輪では銅メダルを獲得した日本にとって、長い低迷期からようやく第一歩をふみ出したにすぎない。「一歩、一歩だけど、もっと上を目指したい」。塚原監督は、そう前を見すえた。【小坂大】
◇「バッチリ」と満面の笑みの15歳…鶴見虹子
ようやく吹っ切れた表情を見せた。「まあまあと言うより、よかった」。お得意の「バッチリ」という言葉も使いながら、鶴見は満面の笑みを見せた。
昨年暮れに左手甲を骨折。長いリハビリの影響で5月の代表選考会では失敗して試合中に大泣きした。少しずつ調子は上げてきたが、北京に入ってからは跳馬の練習で失敗して練習中に泣き出した。この日も朝は「暗い表情だった」と塚原監督は心配していた。
それが段違い平行棒を上々にこなすと、平均台は落下せずに演技を終えて「ふう」と息を吐いて表情を緩めた。3種目めの床運動と最後の跳馬では、ついには笑みを浮かべながらの演技。「初めての五輪だけど、あまり緊張はしなかった。落ち着いてできた」と話す余裕も生まれた。
昨年の世界選手権では14歳で初めて代表に入り、個人総合で15位。今回は団体も含めて「少しでも上を目指したい」と話す。日本選手団で最年少の15歳の見せ場が整った。【小坂大】
=毎日新聞 2008年8月10日 23時02分(最終更新 8月11日 9時15分)=
伸び伸び演技で5位入賞
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伸び伸び演技で5位入賞!!
新竹優子は平均台で美しい演技をみせた(奈須稔撮影) |
五輪の大舞台は、短期間でここまで選手を成長させるものだろうかー。24年ぶりに決勝へ進んだ火本が5位入賞。女子では、1968年メキシコ五輪以来の好成績だ。昨年の世界選手権(ドイツ)で12位となり、2大会ぶりにチームで五輪出場権を得た。今回、8位までが予選通過ラインで、厳しい見方をする者も多かったが、ぎりぎりで決勝進出。
塚原智恵子監督は「びりっけつだから、ご褒美と思ってやればいい」と選手を送り出す。最初のゆか、初代表の新竹が伸びやかな演技でチームを勇気 ける。続く跳馬では予選で不振だった主将の植村ら3人とも着地を成功。順位は8位のままだったが、苦手の2種目を無難に乗り切った。
段違い平行棒は鶴見が15点台を出した。この種目、8チーム中4位。平均台でも3人がノーミスで演技を終了した。順位を告げる電光掲示板を見る選手たち。全チームが演技を終了しても5位から下がらないのを確認すると、飛び跳ねて喜んだ。このチームで団体総合決勝を戦うのは初めてなのに、全員が伸び伸びと、そしてミスなしの演技。塚原監督は「本当に信じられないことが起こった」と涙ぐむ。
もちろん、メダルからは遠い。演技をしながら中国と米国の激しいメダル争いを見ていた鶴見は「もっと演技価値点を上げないと」とつぶやいた。この5位入賞を、次にステップへの土台にすればよい。
=夕刊フジ 2008年8月15日=
体操女子団体、跳馬は新竹が1番手…「新顔で勢い」狙う
【北京=田中富士雄】北京五輪・体操女子の塚原千恵子監督は3日、メンバー6人のうち5人が演技する団体総合予選(10日)の試技順について、段違い平行棒は上村美揮(朝日生命ク)、平均台は黒田真由(中京大)、跳馬は新竹優子(羽衣学園高)を1番手に据えることを明らかにした。
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体操女子団体総合決勝でゆかの演技をする新竹優子。
日本は176.700点で5位に入賞した。中国が188.900点を出して前日の男子に続き金メダルを獲得(13日、北京)【AFP=時事】 |
ゆかのトップバッターも、新竹が有力とみられる。
塚原監督は「勢いをつけるも消すも、先頭次第」として、チーム結成当時から1番手の人選を重視していた。「最終的に決断するのは8日ごろ」とした上で、「(他種目に比べて)失敗の可能性がある段違い平行棒、平均台は(世界選手権に出た上村、黒田の)経験者に任せたい。新竹さんは、跳馬の成功率が非常に高い」と理由を説明した。
段違い平行棒のスペシャリストとして代表入りした黒田、世界規模の大会に初めて出場する新竹にとっては、大抜てきと言えそうだ。
(2008年8月4日03時08分 読売新聞) |