提橋和男の新管理人のつぶやき

(2008/08/19)


提橋和男の新☆管理人のつぶやき 1105

星野ジャパンの戦い。金メダルへの道

野球一次リーグが始まった。13日、日本の初戦の相手は強豪キューバ。金メダルを狙う日本はエース・ダルビッシュで完敗。

マスコミの論調は…「金しかいらない」とぶち上げて臨んだ星野ジャパンは、いきなり初戦の13日、キューバ戦で完敗。出場8ヶ国中4ヶ国が決勝トーナメントに進めるだけに、予選リーグでの黒星は想定内だが、エースを立てての敗戦では、単なる1敗とは意味合いが違う。キォーバの強打の前に「スモールボール」は幻想でしかなかった。さすがの星野仙一監督(61)も、これで目が覚めてたか。(夕刊フジ)

日本のマスコミはチカンがお好き…?。訂正、ヒカン(悲観)がお好きである。
星野ジャパンはチーム結成以来、練習試合の日程の狂いや、故障者の続出など、実戦練習の不足は否めない。特に投手陣に不安が大きかったと思われる。
予選リーグ7試合。5勝2敗で通過すればよいのだから2つまで負けられる。
参加国、米国・キューバ・韓国・台湾・中国・カナダ・オランダ…そして日本。日本が2敗できるとしたら米国、キューバだろう。それ以外のチームに負けると苦しいが、逆に敗戦を計算済みのキューバで選手が試合感を試せ、投手も田中、藤川を試すことが出来た。それ以上に、ナインが五輪を戦う厳しさを身をもつて感じたことが、これからの試合に生きるだろう。ほとんどの選手が五輪が初体験。プロのプライドなど何の役にも立たない。少年野球や高校野球のように、仲間を信じてひたむきに戦う姿勢が五輪では大切だということを体で感じたことが大きな収穫だろう。
本当の勝負は決勝リーグである。予選リーグは次の台湾戦は油断ならないが、オランダ戦あたりから調子を挙げて、韓国を撃破することが、予選リーグ突破の流れだろう。
決勝リーグは総力戦の勝負となるだろうから、対キューバ戦も、予選リーグとは戦い方が違ってくる。日本の投手力をもってすれば、初戦のキューバ戦で悲観することは何もない。

星野ジャパンの本当の戦いはこれからなのである。

日  本(1敗) 001 010 000=2
キューバ(1勝) 011 020 00X=4
勝:ベラ S:ラソ   
負:ダルビッシュ

五輪の雰囲気に慣れない日本は立ち上がり大量失点の大負けの予感もあった。1回表、日本はチャンスをつかんだ。ここで主軸がたたみかけて先制していたら、逆に日本が勝っていたかもしれない。この敗戦が決勝リーグに悪影響はないと私は思う。雰囲気に慣れてくれば長打力のあるG.G.佐藤や村田が力を発揮する。

ダル負けの価値
      星野エースで敗戦も計算済み

まるで大人と子供だったキューバ打線と日本打線の破壊力の差は衝撃的だったが、実は、星野監督にとって、先発ダルビッシュの5回途中KOは想定内だ。今回の”調整登板”を経て、大一番となる準決勝での快投に期待をかけている。もう一度書く。星野ジャパンの本当の戦いはこれからなのである。

野球のキューバ戦に先発し、力投するダルビッシュ(13日、北京)         北京五輪野球予選【日本・キューバ】二回裏キューバ1死三塁、先制適時打を中前に放たれ、打球の行方を見つめるダルビッシュ=五(木へんに果)松野球場で2008年8月13日、山本晋撮影
野球のキューバ戦に先発し、力投するダルビッシュ(13日、北京)   北京五輪野球予選【日本・キューバ】二回裏キューバ1死三塁、先制適時打を中前に放たれ、打球の行方を見つめるダルビッシュ=五(木へんに果)松野球場で2008年8月13日、山本晋撮影

あくまで準決勝狙い
さすがの強気もカゲをひそめた。北京での開幕マウンドを任されたものの、4失点KOの背信投球に「見ての通り悪かった。変化球を見極められた。審判のストライクゾーンも、(日本の試合球とは違う)ボールも気にならなかった。今まで一番悔しい思いをした」と、ダルビッシュは肩を落とした。
ただ、星野監督は早い段階から「準決勝の先発はダルビッシュ」と繰り返しており、ニッポンのエースに求められているのはあくまで準決勝での白星だ。この日の先発起用についても、指揮官は「3試合投げてもらいたいから」と説明し、今後は中継ぎなどで調整登板して、準決勝に備えることになる。

野球のキューバ戦の5回途中、大野コーチ(奥)にボールを渡し、降板するダルビッシュ(左)(13日、北京)
野球のキューバ戦の5回途中、大野コーチ(奥)にボールを渡し、降板するダルビッシュ(左)(13日、北京)

アテネでは予選リーグを1位で突破しながら、準決勝で伏兵の豪州に0−1で負けた。有終の美の金メダルを獲得するには準決勝の戦い方がより重要になる。
22日の準決勝で先発するには、公式戦と同じ中5日の登板間隔になる16日の韓国戦で初先発させるのが、最もシンプルなダルビッシュの起用法だった。ところが、初戦からの起用。日本球界からは「監督は昔かたぎの人だから”開幕戦”はエースに任せた」との声がもっぱらだ。
だが、チーム内には「あえて”捨てゲーム”にできるキューバ戦に投げさせた」と見る向きもある。

ダルビッシュは7月31日のオールスター戦の試合中に鼻血を出すなど体調は万全ではなく、この日の試合後も「コンディションはずっと悪かった」と明かしていた。日本のエースとしての品在韓は見せてはいるが、強烈な重圧がかかる五輪本番やWBC級の国際試合は未経験なのだ。

ダメージ少ないキューバ戦を捨て試合に
北京では黒星2つまで許される。そこで、負けてもダメージが少ない強豪キューバ戦で均し運転させた後、徐々に調子を上げて準決勝にピークを合わせる−という万全の備えをしたワケ。
手荒い洗礼を浴びたダルビッシュは「絶対に取り返そうと思う」とリベンジを誓った。エースの気持ちを高めるという点でも、初戦の敗北はプラスだったといえる。持ち前の制球力を取り戻し、準決勝で本来の投球ができれば、それで構わない。(宮脇広久)

キューバ歓喜
     カストロ誕生日に最高のプレゼント

北京五輪の野球で13日、キューバ代表が日本代表を破った試合を受けキューバのハバナ市民の間では歓喜の声が上がった。この日は、野球好きで知られるフィデル・カストロ前国家評議会議長の82歳の誕生日。
「司令官(カストロ氏)への最高のプレゼント」との声も聞かれた。
会社員ニウルカ・アロンソさん(45)は「キューバの勝利はキューバ人と司令官の最高のプレゼント」と喜び、「日本のような素晴らしいチームを相手にした勝利を待っていた」と語った。
駐車場で働く男性(65)は「日本チームは強く、すごいピッチャーがいる」と日本の健闘をたたえた」。(共同)

=夕刊フジ・2008.08.15=

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アメリカも厳しい!韓国にサヨナラ負け

13日から始まった野球は、1次リーグ第1戦が行われ、韓国が9回裏に2点を奪って米国に8−7でサヨナラ勝ちをする番狂わせがあった。
米国は9回にブラウンの2点タイムリーなどで3点を挙げ、勝利に近づいたかと思われたが、その裏、守護神スティーブンスが韓国の粘り強い反撃に遭い、最後は一死三塁から、李晋映にサヨナラの犠打を打たれた。
韓国が米国を破ったのは公開競技を含めて五輪史上6試合目で初めて。米国が大きなピンチに立たされた。

米国(1敗) 100 021 003=7
韓国(1勝) 021 030 002X=8

※米国はキューバ、日本との戦いを前に負けたということは、予選リーグ最終戦を最悪4勝2敗で日本戦を迎えることとなる。ここで日本に破れれば決勝リーグへ進出出来ない。日本は韓国戦に確りと勝利すれば、絶対有利な条件で米国戦を迎えられる。冷静に考えれば、日本は有利な流れの中にいることになる。マスコミの悲観論は誤りである。

※このコラムを掲載する前に、韓国に星野ジャパンが敗れた。アメリカも厳しいが日本も厳しくなった。がんばれ!ニッポン!。ここからが勝負、残り3試合全勝目指して!

 

星野監督継投失敗、韓国に逆転負け/野球
              <北京五輪・野球:韓国5−3日本>◇16日◇1次リーグ

9回、韓国の金賢洙に勝ち越し適時打を打たれた星野ジャパン・岩瀬(16日夜)=田村充撮影
9回、韓国の金賢洙に勝ち越し適時打を打たれた星野ジャパン・岩瀬(16日夜)=田村充撮影

星野ジャパンが宿敵韓国に競り負けた。2点のリードを守れなかった継投について「完ぺきに僕のミス」と、日本代表星野仙一監督(61)は悔やんだ。6回裏に4番新井貴浩内野手(31)の先制2ランも直後に先発の和田毅投手(27)が先頭打者の四球から李大浩内野手に痛恨の同点2ランを浴びた。9回には岩瀬仁紀投手(33)が代打金賢洙に勝ち越し適時打を浴びるなど3失点。猛追も及ばなかった。予選リーグ2勝2敗。強豪米国などの対戦を残しており、厳しい状況に追い込まれた。

韓国応援団の強烈な歓声が、背中に刺さるように響いた。痛恨の1敗。試合後の星野監督の口から出てきたのは、自らの采配を責めるせりふだった。

星野監督 岩瀬じゃない。おれのミスだ。ホンマに後悔している。

同点の9回表。2死一、二塁。岩瀬が左の代打金賢洙にカウント1−1から、中堅右に勝ち越し打を許す。なおも一、三塁で1番李鍾旭の三塁前に転がるセーフティーバントで加点。2死一、三塁からの盗塁で阿部の二塁悪送球も重なって、まさかの3失点。岩瀬は「結果がすべてです。韓国は予選と同じで気迫があった。それに負けないようにいったけど、結果がついてこなかった」とうなだれた。ただ、指揮官が振り返ったのは、このシーンではなかった。

6回裏2死二塁、新井が左越え先制2ランで、勝利への道を切り開いた。その直後、悪夢に見舞われた。7回表。和田が5番金東柱に四球を出した直後に、6番李大浩に弾丸ライナーの同点2ランを浴び、試合は振り出しに戻った。

その直前、大野投手コーチがマウンドに向かっていた。続投を決断した理由について「前のイニング(6回)も完ぺきに抑えていたし、球数も少なかったから」と説明した。しかし星野監督は「あそこは和田が四球をだしたところで(川上)憲伸にスイッチしなくてはいけなかった」と潔く継投ミスを認めた。

3点を追う9回裏、1点を返してなおも無死二、三塁。ムードは押せ押せだった。しかし阿部、G・G・佐藤、森野と凡退してジ・エンド。「(延長で)タイブレークのイメージもあったが、(最終回の攻撃で)走者がかえって来ずさびしかったな。これで少なくとも追い詰められた。うちの力としては最悪のラインだろう」と努めて冷静に振り返った。

2勝2敗でがけっぷちに立たされた。金メダルへの道を切り開くためには、1次リーグ残り3試合を全勝するしかない。グラウンドを去り際には「後がない? いける!いける!」と言い残した。声はかれている。代表宿舎に帰るバスの中では「後がないぞ! 3つとりにいくぞ!」と、その声を振り絞った。日の丸の意地を秘め、星野ジャパンが逆襲に出る。【寺尾博和】

[2008年8月17日8時24分 紙面から]

星野ジャパン、決勝T進出に負けられない一戦=五輪野球・カナダ戦見どころ
宿敵・韓国に逆転負けを喫した星野仙一監督率いる野球日本代表は18日、1次リーグ4戦目となるカナダ戦(試合開始は日本時間11時30分)に臨む。日本は1次リーグ2勝2敗。対するカナダはここまで1勝3敗。ただし、3敗はキューバに6対7、韓国に0対1、米国に4対5といずれも1点差負けと接戦を演じている。もしカナダに負けるようなことがあれば、3敗で並び直接対決の結果が反映される1次リーグ順位でも不利となる。予選の2敗は想定内だったという日本にとって、決勝トーナメント進出へ負けられない一戦となる。

潜在能力の高いマイナーリーガーで構成されているカナダ。先発オーダーに左打者が6人ないし7人並ぶのが特徴だ。マリナーズ傘下3Aタコマに所属するソーンダース(左)はキューバ戦と中国戦で1本塁打ずつ。インディアンズ傘下1A+キンストンに所属するウェグラーズ(左)はキューバ戦で2本塁打。4番を打つソーマンも中国戦で3ランを放つなどパワーがある打者がそろう。ピッチャーには米大リーグ通算71勝を挙げているコーミエ、同32勝のリツマと経験豊富なベテランが中継ぎに控える。日本戦にはキューバ戦で先発した196センチの長身右腕マクナイブンの先発が予想される。

日本の先発は、星野監督が「3試合に投げてもらいたい」と語るダルビッシュ有の先発が有力。初戦のキューバ戦で先発したダルビッシュは国際球の影響からか変化球が高めに浮くシーンが目立ち、4回3分の0で4失点とまさかのKOを食らった。4日間でどこまで修正ができているか。キューバ戦での敗戦の責任を感じ、丸坊主にするなど気合は十分だ。
ダルビッシュは準決勝の先発が予定されていることもあり、長いイニングは投げられないだろう。左打者の多いカナダに対して左腕・成瀬のロングリリーフが期待される。元々、先発候補だったものの、五輪直前の不調でコンディションが心配された。ただ、中継ぎでマウンドに上がったキューバ戦では登板直後にヒットを浴びたものの、以降は安定した投球を披露。キレのいいボールに復調を感じさせた。
継投を安心して行うためにも、打線の奮起が期待される。4戦連続安打を放ち、4割3分8厘を記録している青木宣親や、本塁打を放つなど復調の気配がある4番・新井貴浩の前に走者をためたい。国際試合のストライクゾーンに戸惑いが見える選手たちが気持ちをリフレッシュできているか。右脇腹痛で4戦目のスタメンを外れた西岡剛の回復具合も気になるところだ。
( yahooスポーツ 8月17日 20時12分 更新)