|
提橋和男の新☆管理人のつぶやき 1087
活躍する女性像(74)
初優勝の重圧、はねのけた=有村、不動に競り勝つ
−プロミス女子ゴルフ
 |
| 優勝杯に顔を寄せツア−初優勝を喜ぶ有村智恵 |
優勝しても「泣かないだろうと思っていた」が、そうではなかった。選手や家族に祝福される有村の目から、大粒の涙が幾度もあふれた。プロテストにトップ合格して3年目の20歳。「すぐ優勝できると思っていたのになかなかできなくて…。何が足りないのかと、自分を追い込んだこともある」。佐伯ら後輩に先を越されてきた悔しさを、涙とともに流した。
緊張で朝食がのどを通らず、少量を押し込んでグリーンに出た。途中で空腹になり、母親の手作りのおにぎりを食べて「力が付いた」。前半は1バーディー。9番で不動に並ばれたが、「自分のスコアだけを考えていこう」と言い聞かせると、気持ちにゆとりができた。直後の10番で有村がバーディー、不動がボギー。13番で不動がダブルボギーをたたいて勝負がついた。郷土熊本の先輩、元賞金女王に競り勝ったことは「今後の大きな自信になる」と笑った。
熊本のもう一人の先輩、上田からは前夜メールをもらった。「あした頑張れ。初優勝を前にして緊張しないわけないよ」と書かれていた。「心の重圧を誰にも相談できなかったので、本当に励まされた」という。今年初めに立てた誓いは年間3勝。「忘れかけていた目標だけど、もう一度追いかけます」と目を輝かせた。(了)
有村がツアー初優勝 不動を突き放す
女子ゴルフツアーのプロミス・レディース最終日は29日、兵庫・マダムJGC(6514ヤード、パー72)で最終ラウンドを行い、プロ3年目、20歳の有村智恵が4バーディー、ノーボギーの68、通算14アンダー202でツアー初優勝を飾り、賞金1440万円を獲得した。
有村は9番で不動裕理に並ばれたものの10番でこの日2つ目のバーディーを奪って突き放した。
5打差の2位は3週連続で大山志保。優勝すればツアー史上初の生涯獲得賞金10億円突破となった不動は3位に終わった。2週連続優勝を目指した三塚優子は6位、古閑美保は16位だった。
≪勝利引き寄せた10番≫悲願のツアー初優勝。会見に臨んだ有村は「絶対泣かないつもりでしたがダメでした。優勝争いをしていた三塚さんなどみんなが駆け寄ってきてくれたので…」と、最終18番で仲間たちに囲まれた感激のシーンを振り返った。
3打差で逃げる有村を不動が追いかける展開。勝利を引き寄せたのは10番だった。9番で並ばれ「確かに焦りはあったけど、自分のスコアだけを考え、とにかく(前半で4アンダーの)不動さんに追いつこうと思った」。この強い気持ちがバーディーにつながり、逆に不動はボギーで再び単独首位。この時「(勝利の)流れがきたと感じた」という。
前夜は米国でプレーしている上田桃子からの「プラス思考を心掛けて」のメールで不安も解消された。プロテストをトップ合格した逸材。これまで優勝とは縁がなかったが「自信をなくし、忘れかけていた年間3勝が今後の目標です」と言う言葉には力がこもっていた。 【最終R成績】
[ 2008年06月29日 15:26 ]
連日の67!有村 初の単独首位に
 |
| 通算14アンダ−でツア−初優勝 |
女子ゴルフツアーの
第2日は28日、兵庫県加東市 マダムJゴルフ倶楽部(6514ヤード、パー72)で行われ、宮里藍の東北高の後輩、有村智恵(20=日本ヒューレット・パッカード)が初めての単独トップに躍り出た。5バーディー、ノーボギーで連日の67をマークし、通算10アンダーにスコアを伸ばした。悲願の初優勝に向けて、2位の不動裕理(31=フリー)、三塚優子(23=フリー)らに3打差をつけて最終日を迎える。 【第2R成績】
悲願の初優勝が手の届くところに迫り、有村の最終日に向けての抱負にも力が込められていた。「今までの中でも一番のチャンス。これを生かせるかどうかが今後の自信にもつながっていく」。好調なアイアンショットと小技で確実にスコアメーク。連続バーディー発進し、後半にも3バーディーを奪って首位に浮上した。
東北高では宮里の2学年後輩で“ポスト藍”世代の主役として期待されていたが、プロ3年目を迎えていまだ勝利なし。「“なんで勝てないんだろう”って自分に自信をもてなくなってた」と約2週間前には、宮里に相談し、励まされたという。この日決勝が行われた日本女子アマで劇的な逆転優勝を果たした2学年後輩の森桜子にも勇気づけられた。先輩と後輩への恩返しのためにも、悲願の初優勝を獲りにいく。
[ 2008年06月29日 ]
注目!
日下部ムキムキ!3差5位
プロミス・レディース(初日)
 |
| 日下部智子プロ |
プロ5年目の日下部智子(27=伊藤園)が今季ベストの4アンダー、68回り、首位と3打差5位につけた。身長166センチのスレンダー美女が、今オフから本格的な筋肉トレーニングを始め体重が3キロアップ。ビジュアル派からムキムキ派に「変身」し、約10ヤード伸びた飛距離を生かして好発進した。2週連続優勝を狙う三塚優子(23)が7アンダー65で回り、単独首位に立った。
痛恨のフィニッシュにも、余裕があった。18番でダブルボギーをたたいた日下部は「最後にいつも、やらかすんですよ」と苦笑い。手痛いのは間違いないが前半の貯金が効いて、今季16試合目で初の60台だ。「ほとんどフェアウエーに行ったし。内容がよかった」と、今季最高の5位発進に納得した。元茶道部の美人プロが、たくましくなった。昨年暮れからトレーナーをつけ、週3回の筋肉トレーニングを実行。胸、腹、背中の強化に加え、陸上競技場でダッシュを繰り返し、下半身も鍛え上げた。シーズンが始まっても月曜日はジムで2時間汗を流している。
中学時代はテニスでラケットにボールが当たらなかった「運動オンチ」だが、着実に体は変化。体重は3キロ増えて59キロに。
「腹筋は割れるほどじゃないけど結構ついてきた」とニヤリ。ドライバー飛距離は10ヤード伸び「アイアンも弾道が強くなった気がする」という。この日はインの2つのパー5で、伸びた飛距離を生かしてきっちりバーディー。「スタミナもついた。優勝は意識しないで1ショットに集中したい」。
ノーシードのビジュアル派が、今週の主役候補に浮上した。(木村有三)
=日刊スポーツ2008.6.28= |