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提橋和男の新☆管理人のつぶやき 1074
後期高齢者医療制度
3月下旬、お袋(認知症)の薬を貰いに慈恵医大・青戸病院へ行った。精算のときに、「来月から保険証が変わるから、来月確認させてもらいます」と言われて、初めて後期高齢者医療制度のことを知った。
問題は区から送られてくる保険証である。認知症のお袋が受け取ったって、そのまま何処かへ行方不明になるのがオチである。
後日、お袋を連れて区役所へ行った。窓口で調べてもらうと郵便局の記録では「配達済み」だという。配達の記録の日時にはお袋はちょうどデイ・サービスへ行っている時間帯で受け取れるはずがない。誰か他人に配達したのだろうか? 郵便局まで疑わしい。
「再発行は4月に入ってから手続きして下さい」という。3月中は制度がスタートしていないので出来ないのだそうだ。
4月に入って出直しをした。窓口に再発行申請用紙が手回し良く準備してある。
報道によれば、保険証の未着、戻りが相当あるという。
この国の行政は私服を肥やすことには長けているが、事務能力の低落は相当ひどいと思った。
さて、再発行を申請すると、「保険証は後日郵送します」という。「局止めとか出来ませんか?」と聞くと「駄目」だという。
「それでは、永久に手元に保険証は届きませんよ。お袋は認知症ですから、受け取ったとしても、何処かへやってしまう。永久にイタチゴッコをじゃないですか!」と抗議をすると、「写真がある身分を証明するものがあれば、窓口で渡せます」という。
私は、また頭にきた。「写真がある身分を証明するものって何がありますか?」
「パスポートとか運転免許証」(馬鹿じゃないのか!後期高齢者医療制度に該当するお年寄りのほとんどは、そんなものに縁はない。何を考えて行政を行っているのか!)
「うちのお袋は、今年91歳になる高齢で認知症です。そんなものあるわけないでしょう」第一、お袋は昨日今日葛飾区に住み着いたわけではない。60年も住んでいる。区長や区役所職員よりも古い住民なんだ。少しは敬意を表せよ。「区の方で長い間ご苦労さまです」とお袋本人を証明する位のことをしたらどうかと、本気で思いました。行政の怠慢ですぞ!(勝手な言い分)。

さらに年間340億円の税金が消える
年金天引ショックの裏で官僚達の高笑い
=週刊ポスト= |
もう一人の職員が助け船を出した。「ご本人も見えているのだし、介護保険証以外に病院の診察券とかありましたら、すぐに発行いたします」。
慈恵医大病院の診察券を提示して、やっと後期高齢者医療なるものを手にした。
ところで、この制度、大変不評で問題となっている。ついに親子心中事件まで起きてしまった。病院に老人が減っているという。治療費が払えない。
今から2年ほど前、豊島区区民センターで老人の説明会があった。年金や保険などテーマ別に会場が作られていて、それぞれ受けたいテーマの会場にお年寄りが集まっていた。
私は他の会合があって廊下に居ると、ひとりのお年寄りが「俺には関係ない。もう病院には行かない」と言う。「それでは死んでしまうぞ」ともうひとりの老人が答える。
今、それが現実となった。
「行政は私服を肥やすことには長けている」と書いたが、電車の中の週間ポストの吊り広告を見て頭に来た。この国の役人は老人を食い物にして私服を肥やす制度を作ったのだ。高齢者は、若いころは大東亜戦争で辛い目にあった。戦後日本の復興に先陣を切って活躍された世代である。そして老いて、地獄を見る目に会わされている。
日刊ゲンダイに今の役人は「現世の利得に目が眩んでいる」とあった。
仏法では輪廻という教えがある。人は前世の宿業を背負って現世を生きている。現世で宿業を消滅させれば成仏できるが、宿業に宿業を重ねれば地獄に落ちる。そして来世は、その宿業を背負って生まれてくるわけだから、不幸な人生が待っている。
官僚、役人は利得に目が眩んで地獄に落ちる野郎共集団である。こんな日本に誰がした。
⇒経世済民なき政治は滅びるしかない
写真は葛飾区役所前の桜並木である。
お袋に桜を見せてあげることができた。
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