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提橋和男の新☆管理人のつぶやき 1067
活躍する女性像(69)
上村 快挙! W杯種目別V<女子モーグル>
腹くくり4連勝「ほっとした」

モーグル種目別優勝を果たした
上村愛子(中央)=AP |
いつもの愛子スマイルと少し違うのは、目に日に光るものがあったことか。最終戦を残して種目別優勝を決めた上村は「うれしいです」と短い言葉に感情込めた。
決勝はランキング2位のストバとの直接対決だった。第1エアの着地まではほぼ互角だったが、その後の滑りで実力差が明確に表れた。
リズムに乗ったターンでリードを広げた。「相手が見えなくなったので余裕をもてた」という第2エアは、今季から取り入れた広報宙返りを見事に決めた。ゴールすると両手を突き上げた。
2月の猪苗代大会での3年ぶりのW杯制覇から始まった連勝。盛り上がる周囲とは対照的に「わたしはそんなに強い人間じゃない」と弱気になった。
黄色いビブをつけたこの2日間はレース前になると足が震えた。重圧につぶされるか。一気に突き抜けるか。
「大きな山を越えれば、初めて見えるものがある」と腹をくくった。コブに乗っても上体が乱れない力強い滑りとなり、快挙を達成した。
今季はトリノ五輪金メダリストのハイル(カナダ)が故障で欠場。「彼女がいたらどうなっていたか」というが、顔に自信がみなぎる。
視線は来年の世界選手権、2010年バンクーバー五輪を向く。(自分に自信が持てる。十分に戦っていけると思う」と言い切った。(共同)
=2008年3月10日 読売新聞=
愛子が快挙!W杯年間女王
フリースタイルスキー女子のエース上村愛子(28=北野建設)は8日、スウェーデンのオーレで行われたワールドカップ(W杯)第9戦デュアルモーグル決勝で、種目別2位のニコラ・スドバ(25=チェコ)を下して4連勝し、1試合を残してモーグル日本人初の種目別優勝を決めた。「本当にうれしい。心身ともに疲れている部分はあったが、きょう頑張れば楽になると思って頑張った」と目を潤ませて喜んだ。
予選を23・34点の2番手で通過した。16人による決勝トーナメントも順調に勝ち上がり、最後はスドバと直接対決。第1エアの着地まではほぼ互角だったが、その後、リズムに乗ったターンでリードを広げた。第2エアは今季から取り入れた後方宙返りを見事に成功。勝利を確信し、両手を突き上げてゴールした。上村の種目別得点は583点。スドバは480点で、最終戦で優勝(100点)しても逆転できないことが確定した。
00〜01年シーズンには年間2位となったが、昨季は左ひざ痛で年間24位まで低迷。過去3回の五輪でもメダルに届かず、悔しい思いを味わってきた。飛躍のきっかけは昨季、全日本スキー連盟コーチにラハテラ氏が就任したことだった。
02年ソルトレークシティー五輪男子金メダリストの指導で基本のターンを磨いた。96年3月のW杯初参戦から117戦、13年目。長野五輪金の里谷多英も果たせなかったW杯年間王者となり「すごい自信になる。来年の世界選手権、再来年のバンクーバー五輪でも十分に戦っていけると思う」と夢は膨らんだ。
▽女子デュアルモーグル (1)上村愛子(北野建設)(2)N・スドバ(チェコ)(3)スナイダーマン(米国)(14)伊藤みき(中京大)
▽女子モーグル種目別順位 (1)上村583点(2)N・スドバ480点(3)マルブラー(オーストリア)430点(11)伊藤250点
[ 2008年03月09日 スポーツニッッポン ]

W杯モーグルで日本選手初の種目別優勝を決め、笑顔の上村愛子=8日
スウェーデン〔共同〕 |

フリースタイルスキーW杯デュアルモーグルで優勝した上村愛子2=3月7日
スウェーデンのオーレ(AP) |

女子デュアルモーグルで猪苗代大会に続くW杯優勝を果たし、
笑顔を見せる上村愛子(北野建設) |
愛子3連勝!年間V前進
スウェーデンで開催されたフリースタイルスキーのワールドカップ(W杯)女子モーグル第8戦で、日本女子のエース上村愛子(28=北野建設)が決勝で24・43点をマークし、2月の猪苗代大会、今月1日のチェコ大会に続いて3連勝を飾り、W杯通算5勝目を挙げた。モーグルとデュアルモーグルで3連勝は日本選手初の快挙。種目別得点でも2位ニコラ・スドバ(チェコ)との差を83点と広げ、2戦を残してモーグルでは日本選手初となる年間種目別優勝に大きく前進した。第9戦は8日にオーレでデュアルモーグルが行われる。
モーグルで日本選手初の種目別優勝を大きく引き寄せる3連勝。とびっきりのスマイルを浮かべた上村は「やっちゃいましたね」と大喜びした。
第7戦で獲得した、種目別首位の選手が着用するイエロービブをつけての初めての試合。「すごく緊張した」という予選は第1エアの着地がやや乱れ、7位通過だった。
だが、決勝レース前に突然の空腹感を覚えた。「ビブを守ろうとするな。ムチャムチャに攻めていかなきゃ」と自らに言い聞かせた。緊張が闘志に変わり、第1エアでヘリコプター、第2エアで後方宙返りを成功。滑りの出来を示すターン点は最高点を叩き出した。スキーが横に向かず、ゴールラインに向かって真っすぐ突き進む姿は勝利への攻撃的な姿勢の表れ。2位リチャーズ(カナダ)に0・7点差をつける快勝に、全日本スキー連盟の高野弥寸志フリースタイル部ヘッドコーチは「滑りを見ていて引き込まれてしまった。イエロービブにふさわしい滑りだった」と絶賛した。
エアでは体の軸を斜めにして回転する大技は無理して使わなかった。それでも勝てるのは5位に終わったトリノ五輪から課題だったターンが強化されているからだ。「エアの上村から滑りの上村と評価されるのはうれしいし、自信になる」。勢いではなく、地力を見せつけての快勝。残り2戦へ向け「自分の滑りを貫いて、種目別の優勝は何としても実現したい」と意気込んだ。
[ 2008年03月08日 スポーツニッポン]

フリースタイルスキーW杯デュアルモーグルで優勝した上村愛子=3月7日、スウェーデンのオーレ(AP) |

フリースタイルスキーのモーグルでW杯3連勝を達成し、表彰台の真ん中で笑顔を見せる上村愛子。 |

女子デュアルモーグルで優勝した上村愛子のエア=オーレ(ロイター) |
愛子連勝!総合Vに前進

女子デュアルモーグルで猪苗代大会に続く
W杯優勝を果たし、笑顔を見せる上村愛子(北野建設)。 |
フリースタイルスキーW杯第7戦は1日、チェコ・マリアンスクラズネで男女デュアルモーグル(DM)が行われ、女子で日本のエース上村愛子(28=北野建設)が優勝した。2月16日の猪苗代大会に続くW杯2連勝で通算4勝目。予選を7位で通過すると、決勝トーナメント1回戦から決勝までの4レースでライバルを圧倒した。上村は種目別得点を383点として首位に立ち、表彰式では首位の証であるイエロービブを獲得。3戦を残し、モーグルで日本人選手初となる総合優勝に前進した。
ナイター照明を浴びて表彰台に立った上村が会心の笑みを浮かべた。2人で競い合うDMの優勝も初めてなら、W杯の連勝も初体験。決勝までの4レースを攻めきった満足感が「全部いい滑りだったのは自分としては快挙。ちょっとだけ自信を持っていいかな」という言葉に集約されていた。
予選は第2エアが不完全となり7位通過。全長167メートルの短いコースへの苦手意識を口にした。だが、決勝トーナメント直前の練習で後方宙返りに失敗。激しく転倒したことが、気持ちを奮い立たせたという。「思い切り跳ばないと痛い思いをするだけ。攻めたジャンプをする気持ちでいった」。決勝トーナメント1回戦に圧勝すると、一気に勢いに乗った。
準々決勝は後輩の伊藤みきを終始リードして退け、初めて先行を許したブーランジェ(フランス)との準決勝は中盤で加速して鮮やかな逆転勝ち。全日本スキー連盟フリースタイル部の高野弥寸志ヘッドコーチを「スピードが光った。高いレベルでスピードをコントロールできていた」とうならせた。決勝は焦った相手が転倒し、楽に逃げ切った。
昨季は腰痛のためにシーズンはほとんど試合に出られなかった。それでも強い意志でリハビリを乗り越えたのは、過去3度の五輪で不完全燃焼に終わった思いがあったから。美少女アスリートとして注目された長野五輪から10年。種目別首位の証を受け取り「せっかくのイエロービブだから大事にしたいけど、守りに入らずにやりたい」と誓った上村は、30歳で迎えるバンクーバー五輪に向け、成熟のときを迎えようとしている。
[ 2008年03月03日 ]
⇒Wスキー、上村が5連勝
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