提橋和男の新管理人のつぶやき
(2008/03/12)

提橋和男の新☆管理人のつぶやき 1056_2

桑田、昨年激突因縁審判の前で1回無失点

<オープン戦:パイレーツ1−4タイガース>
◇5日(日本時間6日)◇フロリダ州ブラデントン

ベル球審(手前)に投げる桑田。昨年の悪夢を、自らの右腕で払拭(ふっしょく)した(撮影・斎藤浩一)
ベル球審(手前)に投げる桑田。
昨年の悪夢を、自らの右腕で払拭(ふっしょく)した
(撮影・斎藤浩一)

【ブラデントン(米フロリダ州)5日(日本時間6日)=千葉修宏】パイレーツ桑田真澄投手(39)が開幕メジャーへ第1段階通過だ。タイガース戦で8回に登板。3人に18球を投げて無安打無失点。2人目のスクラムを低めカーブで、3人目のレイバーンは低めシュートで、連続三振を奪った。

 パ軍は来週、初めて開幕へ向けての選手絞り込み(ロースターカット)を行う。この日の桑田の投球を見たハンティントンGMは「現在、投手は38人いる。今回何人切るかは分からないが、もちろん桑田は含まれないよ」と明言した。

 昨年3月26日、ブルージェイズ戦で球審と激突、右足首のじん帯を断裂した。その時以来のマッケクニー球場で、くしくも、同じベル球審だった。それでも「知ってましたよ。試合前からチームメートが『今日も気をつけろよ』って(笑い)」と、意に介さずに快投した。

 この日は、シーズン同様中1日の登板。アンドリュース投手コーチも「中1日の今日も効果的な投球ができていた」と合格点。次回登板は10日フィリーズ戦だ。

2008年3月7日 09時24分 日刊スポーツ

 

野茂3回0封3三振、生き残りへアピール

<オープン戦:ジャイアンツ1−3ロイヤルズ>
◇5日(日本時間6日)◇アリゾナ州スコッツデール

大リーグ・野茂、3回無失点
大リーグ・野茂、3回無失点

 【スコッツデール(米アリゾナ州)5日(日本時間6日)=四竈衛】招待選手から3季ぶりのメジャー復帰を目指すロイヤルズ野茂英雄投手(39)が、ジャイアンツ戦に2番手として登板し、3回を3安打無失点3奪三振と力投した。登板直後の4回裏、安打と2四死球などで2死満塁としたものの、後続を退けてピンチを脱出した。速球を絶妙に動かすなど、全盛期の剛速球とはひと味違う「ニュー野茂」のスタイルを披露し、メジャー生き残りへ力強くアピールした。

 失敗を許されない立場でも、余計な重圧など感じていなかった。それ以上に、透き通るようなアリゾナの青空の下で、野茂は純粋に試合で投げる喜びを感じていた。招待選手としてスタートしたオープン戦2試合目のマウンド。「あまり結果のことは考えてません。このチームで投げられることが楽しいですから」。95年のメジャーデビュー以来、年輪を重ねても、野茂はシンプルな言葉で今の気持ちを表現する以外になかった。

 長い故障期間を経たうえで、しかも調整途上の3月初旬。完調のはずもない。さらに、長年先発にこだわってきた野茂にすれば、慣れない救援登板。だが、言い訳するつもりもなければ、できる立場でもない。「低めに気をつけてた割には全体的に(球が)高かったですね。そこを注意していかないといけませんね」。登板直後には1死から二塁打を許し、その後、連続四死球で2死満塁のピンチを迎えた。それでも、最後はフォークでストライクを先行させた後、内角速球で詰まらせて三飛。快速球がなくても、打者を打ち取る技術は骨の髄が覚えていた。

 ネット裏に陣取った各球団のスカウト陣によると、この日の最速は140キロ。ただカット系、ツーシーム系と微妙に変化させて打者のタイミングを狂わせた。マクルア投手コーチは「速球を内外角に散らして、スピードも変えていた。ベテランらしく、自分のやるべきことを分かっているからね」と分析。「剛球派」から完全に脱皮した野茂の投球感覚に、感嘆するばかりだった。

 ただ、主力打者が仕上がっていくキャンプ終盤まで、安定した結果を残し続けることは容易ではない。ロ軍の先発ローテ枠も次第に固まり始めており、今後は結果だけでなく、内容をも問われる段階へ移行する。「自由にやらせてもらってますし、やりやすい環境。こういうチャンスをもらって感謝しています」。生き残りをかけた争いが厳しくとも、今の野茂が「野球の楽しさ」を忘れるはずはない。

2008年3月7日 09時34分 日刊スポーツ

 

視察団バッサリ「野茂メジャー無理」3回零封も直球走らず

 【スコッツデール(米アリゾナ州)5日(日本時間6日)】ロイヤルズ・野茂英雄投手(39)が、敵地でのジャイアンツ戦の四回から2番手で登板。3回を3安打3三振で無失点だった。数字をみれば合格だが、バックネット裏から視察した、他球団のスカウト陣は厳しい言葉を連発した。

 大きく息を吐きながら、野茂がマウンドからベンチに戻った。ピンチをしのぎ全身汗びっしょりだ。

 「低めに気をつけている割には、全体的に球が高かった。(打たれなくて)ラッキーでした」

 四回一死。昨季、メジャー14試合出場のエイウーヘニオ・ベイレイズ内野手(25)に右翼線二塁打を許す。二死後、2四死球で満塁。最後はなんとか三飛にとり大量失点を免れた。

 この日もセットポジションのみで投げ、3回を3安打無失点。3三振は奪ったものの、2四死球を与えた。計49球でMAX87マイル(約140キロ)を計測した。数字を見れば合格も、野茂にとっては素直に安心してもいられなかった。

 他球団の007隊が酷評した。バックネット裏には、最低でも9球団のスカウトが集結したが、そのほとんどが野茂の2イニング目から球速計測をやめた。ジャイアンツのスカウトは「メジャー昇格は無理」。マリナーズのスカウトも「速球が通用しない」とバッサリ。この日の相手・ジ軍は若手中心で、抑えて当たり前、といったムードが充満していた。

 「もともとコントロールはいい方ではない。シーズンに入ってもこういう状況(ピンチを招くこと)になる。原因は分からない」

 こう話した野茂の次回登板は10日(同11日)の同じくジ軍戦(サプライズ)で、4回の予定。メジャー昇格へ、パイオニアの厳しい試練は続く。

2008年3月7日 11時27分 サンスポ

 

2008/03/07-10:07 高津、ようやく持ち味発揮=米大リーグ

大リーグ・高津、ようやく持ち味発揮
大リーグ・高津、ようやく持ち味発揮
メジャー再昇格を目指す高津が3度目の登板でようやく持ち味を発揮。アスレチックスの主軸を相手に四球こそ1つ与えたが初めて無失点に抑え、「きょうは僕の理想の投球。点を取られなかったのは素直にうれしい」とうなずいた。
過去2度の登板ではいずれも一発を浴び、瀬戸際に立たされていた。通算197本塁打のM・スウィーニーを「最初のストライクを打ってくるイメージがあった」と、初球の外角球で中飛に打ち取り流れをつかんだ。
左の2人は得意のシンカーで凡フライを打たせ、「変化球でカウントを稼いで抑えられた」と手応えを感じた。ピネラ監督は「良くなった。さらに(投球に)磨きをかけてほしい」。チームは翌朝にキャンプ最初のマイナー通告を行うが、高津のテスト継続に含みを持たせた。(フェニックス時事)