提橋和男の新管理人のつぶやき
(2008/03/04)

提橋和男の新☆管理人のつぶやき 1056

挑戦、男たちの詩(79)

野茂、高津、桑田…40肩血みどろメジャー挑戦

新聞記事

野茂、高津、桑田…40肩血みどろメジャー挑戦(夕刊フジ)
  数年前までの大リーグ移籍は活きのいい日本人選手の挑戦の場だったが、次第にその性格は多様化しつつある。特に選手生活の晩年に入ったベテラン選手たちが、その活躍の場を求めて海を渡るケースが急増中。アメリカンドリームは最盛期の選手たちだけのものではなくなった。

 日本人選手の大リーグ志向は高まるばかりで、今オフも福留孝介外野手(カブス)、黒田博樹投手(ドジャース)といったバリバリの選手が巨額大リーグ契約で渡米を決断した。その一方、マイナー契約で大リーグキャンプに招待選手として参加するベテラン選手が増えている。

 昨季に引き続き、桑田真澄投手がパイレーツとマイナー契約したほか、ロイヤルズの野茂英雄投手、カブスの高津臣吾投手と40歳前後のベテラン投手たちが、次々と2月からの大リーグ春季キャンプに参加することが決定。米国の若手投手たちと大リーグ昇格をかけて開幕まで1カ月半の真剣勝負を挑む。

 現役生活も残りわずかとなった日本人選手たちが、レベルの高い大リーグへ行って再び、チャンスをつかもうとするのは一見矛盾したチャレンジのようにもみえるが、実はそうでもない。30球団と裾野の広いリーグだけに、特に中継ぎ投手なら、よく見れば何かしらのチャンスが転がっているからだ。

 たとえば桑田が挑戦する今季のパイレーツの投手陣容をみると、桑田の大リーグ昇格の可能性は決して低くない。先発投手枠にはあまりチャンスがないのだが、リリーフ枠には、実に4つの未定枠がある。パイレーツ首脳陣は、「すべて、キャンプとオープン戦での結果を見て決める」としており、昨季に引き続き奇跡の昇格があるかもしれない。

 故障でブランクがあり、過去の実績と年齢的な要素も考慮すると勇退したとしても誰もが納得する野茂の挑戦も何が起こるかわからない。チームの投手力は大リーグ中では決して高くないし、チーム首脳も「野茂は大成功をおさめている投手だから」と、実力以上の何かを期待している様子。大リーグのパイオニアとして、奇跡を起したチャレンジャーには期待感も出てきた。

 すでに、ドジャースの斎藤隆投手のように横浜で斜陽となりながら、現在でも150キロを超える速球で一流のクローザーとして活躍している例もある。引退の記念に最後に1年だけ大リーグに挑戦しよう−というダメでもともとの記念受験時代はもう終わり、ベテランが本気で復活の場を米国に求める時代になってきた。

 日本でも登板機会がなくなったベテラン投手が、大リーグで活躍できる理由はよくわからない部分もある。日本球団のベテラン選手への評価が適切でない、挑戦することで本当にベテラン投手が若返る、もしくは日本投手のレベルがもともと想像以上に高い、などいろいろなことがいわれているが、日本でダメでも米国で評価されることは十分にあるということだけは事実だ。

 これだけ日本人大リーガーが増加すると、活きのいい選手が巨額契約を勝ち取って次々と海を渡る姿にも、そろそろ新鮮さが薄れてくる。夢を追い続けるベテラン選手の血みどろの挑戦にこそ、大リーグ行きの醍醐(だいご)味があるかもしれない。

2008年1月21日 20時01分 夕刊フジ

 

桑田、事実上のコーチ兼任でキャンプ

桑田、事実上のコーチ兼任でキャンプ
桑田、事実上のコーチ兼任でキャンプ

桑田、事実上のコーチ兼任でキャンプ (日刊スポーツ) 【ケアンズ(オーストラリア)22日=高宮憲治】パイレーツ桑田真澄投手(39)が、事実上のコーチ兼任でキャンプに臨む。この日、レッドソックス岡島秀樹投手(32)らと恒例となっている当地での自主トレをスタート。2月の春季キャンプで球団側が指導者としての期待も持っていることについて「教えることもベテランの役目だから」とプロ23年の経験を積極的に伝授していく意向を明らかにした。

 昨年のキャンプ開始時は、投球から打撃、走塁までパーフェクトに練習をこなす桑田を若手が驚きの目で見ていた。今年は最初からだれもが実力を知っているだけに、コーチもやりやすい。「もちろん教えるだけじゃなく結果も残していきたいけどね」と、自らもメジャー1勝を目指す挑戦の気持ちは忘れない。

 新しく投手コーチに就任したアンドリューズ氏は、昨年3Aインディアナポリスで投手コーチを務めていた。チームに10日間在籍した桑田も既知の仲で「まじめな学校の先生みたい」と信頼している。桑田が8歳下と年齢も近く、指導者としてもいいコンビとなりそうだ。

 この日の練習では捕手を立たせたままながら、オーストラリア到着当日にいきなりマウンドから33球を投げ込み、好調さを見せつけた。「思っていたより球が走っていた。楽しみだね」。帰国予定の30日まで、猛暑の中で急ピッチで仕上げていく。

2008年1月23日 09時31分 日刊スポーツ

野茂“自信”のノーコメント…首脳陣に強烈アピール
2月18日17時0分配信 夕刊フジ

大リーグ・投球練習する野茂
大リーグ・投球練習する野茂

 【サプライズ=塚沢健太郎】ロイヤルズのキャンプに招待選手として参加している野茂英雄投手が17日、初のフリー打撃に登板し、威力のある直球を披露した。2006年6月に手術した右ヒジが順調に回復し、球威が戻っていることを、ヒルマン監督ら首脳陣に強烈にアピールする絶好の機会となった。

 打撃ケージ裏に大勢の首脳陣、スカウトが駆けつけた注目のマウンド。野茂はウオーミングアップで2球を投げると、前に置いてあった防御用のネットをどかして、実戦さながらの本気モードに突入。新型トルネード投法は封印し、セットポジションで打者6人に投げ込んだ。

 フォーク、スライダーを交えた31球を投じ、このうち見逃しが21球、ヒット性の当たりは1本だけ。招待選手の捕手・チボルトから2つ空振りを奪うなど、前に飛んだ打球も3球しかなかった。

 まだ野手組のキャンプは始まっていないため、打者で主力は正捕手のバック1人。他はチームから出されているメンバー表にも載っていない、一体何者なのかもわからない選手がいるなど、レベルは決して高くなかった。しかし、それを差し引いても、野茂の球は文句のないものだった。

 野茂は「試合で投げた時に話すので、きょう話すことはありません」とノーコメント。テレビのインタビューにも応じなかった。“これからもっと凄いものを見せてやる”という自信の裏返しなのだろう。

 この日の投球について、ヒルマン監督からは「今日は制球がよかった。力まずにスムーズな投球だった」と評価された野茂。ロイヤルズのキャンプに参加している投手は31人で、11人程度に絞り込まれる。目指している先発枠は3人が内定、残り2枠をヒルマン監督が期待している元広島の左腕・ベイルらと争うことになる。

 3年ぶりとなるメジャーのマウンドに向けて、まずは順調な滑り出しをみせた。


桑田メジャー残留に向け前進中
2月20日10時6分配信 日刊スポーツ

  【ブラデントン(米フロリダ州)18日(日本時間19日)=千葉修宏】パイレーツ桑田真澄投手(39)がメジャー残留に向け、着々と前進中だ。今キャンプ2度目のブルペン投球。練習後、アンドリュース投手コーチは「ニコ(桑田の愛称)を瓶詰めにして、彼の情熱と意欲を選手全員に分け与えることができたら、僕は職を失っちゃうね」と桑田の野球への取り組み方を絶賛した。「桑田をメジャーに残したい」というニュアンスが漂った。
  桑田にとっても満足のいく投球だった。直球、カーブに加え「カーブとのコンビネーションが一番効くんです。意識的に練習しています」というシュートを重点的に45球の投げ込み。「9割くらい思ったところにいきました」。昨年、手術した右足首の具合も良好。「スパイクを履いて? 大丈夫でしたね。違和感なくて。90%近くに上がってきました。(暖かい)気候が一番大きい」という。
  実はアンドリュース投手コーチは、この日の桑田の投球練習をほとんど見ていない。というのも「彼は調整法を熟知しているから、ほとんど見ていない。信頼しているんだ」。自己流調整を全面的に容認し、桑田の野球理論を信頼しきっているからだった。
  次回投球は予定通りなら中2日。21日に打者相手にフリー打撃に登板する。その後、再び中2日で2度目のフリー打撃。それでも桑田は「みんなそうやって入っていくんですけど、僕の場合は明日、あさっての状態で相談していきたい」と言う。あくまで自分流の調整が最優先。それがパ軍首脳陣が最も桑田を気に入っている部分でもある。

最終更新:2月20日10時25分

2008年02月15日
高津、チャンスをつかみたい


カブスとマイナー契約を交わした高津臣吾投手が14日、招待選手としてキャンプイン。初日からブルペンに入り、制限いっぱいの25球を投げ、元気なところをアピールした。

 投手コーチによると、救援陣の残り枠は「確定してはいないが、現時点では2」。厳しい競争になりそうだが、高津は「いいキャンプだったと思える2月、3月にしたい。チャンスをつかみたい」と話した。

参照元:スポーツ報知

カブス高津がバットへし折る
2月21日13時9分配信 日刊スポーツ

 カブス高津臣吾投手(39)が20日(日本時間21日)、初めて打撃投手として登板した。打者3人を相手に25球を投げ、直球ではバットをへし折る場面も。「今日はストレートが切れていた」と高津。次回の打撃投手としての登板は22日が予定されている。

→桑田、昨年激突因縁審判の前で1回無失点