|
提橋和男の新☆管理人のつぶやき 989
夢はあきらめない。信じて努力すれば必ずかなう(2)
出世ツバメ伊藤!育成から開幕ローテ!!
(駒場学園 ホンダ 四国L香川 ヤクルト・スワローズ)
 |
| ヤクルト伊藤、光る初登板 |
雑草男が開幕ローテーション入りに前進した、ヤクルトの育成選手、伊藤秀範(24)が20日、中日戦でオープン戦に初登板初先発。
昨年のセ覇者を相手に5回を3安打1失点に抑える好投で、開幕前にも支配下選手登録されることが決まった。川島、ゴンザレスが故障で離脱する中、古田敦也監督(41)は伊藤のローテーション入りの可能性も示唆した。
5回1失点に「大崩れしない」。古田監督絶賛
プロとしての自信と同時に、念願の支配下選手登録をつかんだ。5回を1失点に抑えた伊藤は「こんなに早くチャンスをもらえるとは思っていなかった。緊張したが最低限の役割は果たせた」と笑顔を見せた。
川島が右肩痛、ゴンザレスも右ひじ痛で離脱する中、古田監督は「中日打線はレギュラー。緊張の中でよく抑えた。彼にいいニュースを届けたい」と絶賛。
試合後、大木球団取締役が開幕戦までに支配下登録する意向を明かすと、伊藤は「びっくりしている。一軍で何度も先発で投げたい」と喜んだ。
雑草24歳、オープン戦初登板、同じ育成ノリK斬り
背番号105、年俸300万円の右腕に派手さはない。それでも中村紀との”育成対決”では2回にシュートで空振り三振。4回はフォークで投ゴロと圧勝。「同じ育成でも向こうはプロでガンガンやっていた。胸を借りた」と照れたが、140キロ前後の直球と変化球のコンビネーションを指揮官も評価する。
3回は1点を失い、なおも2死満塁。ここでは「ミットだけを目がけて腕を振った」とウッズを外角直球で二ゴロに仕留めた。
「大崩れしないタイプ。どこかで使う可能性もある」(古田監督)と開幕ローテーション入りの可能性さえ出てきた。
昨年まで四国アイランドリーグで腕を磨いた。時給650円で運送業のアルバイトをし、月給12万円で生活した。そんな中、昨年11月のヤクルトとの練習試合で4回1失点と好投。これが古田監督の目に留まった。
「あの試合がなければプロに入れなかった」。
オープン戦とはいえ、同リーグ出身者として、”プロ初勝利”。アニメ映画「となりのトトロ」ノキャラクターに顔がそっくりなため、ナインからは「ねこバス」と呼ばれている。ハングリーさと対照的なあいきょうのある笑顔が神宮ではじけた。(横市 勇)
四国Lで最多勝
伊藤秀範(いとう・ひでのり)
1982年(昭和57年)8月22日、栃木県足利市生まれの24歳。
駒場学園からホンダに入社も登板機会に恵まれず、四国アイランドリーグのトライアウトを受験し、05年に香川入団。1年目から12勝をマークし最多勝。06年は11勝を挙げてチームの総合優勝に貢献した。06年ドラフトでヤクルトから育成選手1巡目指名。1メートル81、83キロ。右投げ右打ち。
四国アイランドL香川・加藤投手コーチ(元ヤクルト投手)
伊藤は雑草みたいなヤツ。チャンスがあれば力を発揮すると思っていた。四国の選手の励みになる。でも、これをステップに喜ぶのは1軍で勝ってからにしてほしい。
育成選手
選手育成を目的として球団の雇用枠を広げるための制度で、05年シーズンオフから導入。新人獲得には育成ドラフトを経る必要があり、最低年報は240万円。公式戦出場は2軍゛戦だけだが、オープン戦は今月7日から出場可能となった。トレード移籍期限の6月末までは身分を支配下枠に変更できる。
=3/21 スポ−ツニッポン=
|