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提橋和男の新☆管理人のつぶやき 976
がんと闘う(16)
王監督「シーズン全うする」 途中リタイアも覚悟
「2月1日からユニフォームを着て先頭に立つ」と決意を示す王監督
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王監督
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福岡ソフトバンクの王貞治監督(66)が16日、2007年シーズンに向け悲壮な覚悟で「所信表明演説」を行った。ヤフードーム内で行われた1、2軍全首脳陣による年頭の「監督・コーチ会議」に出席。宮崎春季キャンプ初日の2月1日からユニホームを着て指揮を執ることを正式表明する一方で、途中での戦線離脱も視野に入れた上での決断だったことも明かした。4年ぶりの日本一奪回へ、その第一歩となる「2・1」にかける鬼気迫る姿にホークスの一丸ムードは一気に高まった。
スーツの下には、情熱の炎が赤々と燃えていた。胃の全摘出手術から、きょう17日でちょうど半年。節目の日を前に王監督が不退転の覚悟を明らかにした。「キャンプからはユニホームを着て、先頭に立ってやっていこうと…。そういう気持ちが盛り返してきた」。集まった全コーチの前で、完全復活を誓った。
昨年の夏、思いも寄らなかった大病を患った。療養中もユニホームに再び袖を通せるのかどうか、自信を持てなかったという。「(術後)最初の3カ月ぐらいまでは無理かなと思っていたし、(昨年の)12月も迷っていた。決めたのは、10日ほど前」。現在の体重は69キロ。最も減っていた時期と比べ、4キロ増えた。体力の回復とともに手応えは確実に戻ってきた。
「キャンプを乗り切り、シーズンも全うする覚悟ではある。ただ、途中でリタイアする可能性も視野に入れながらというのが正直な気持ち」
そこまでの決断を後押ししたのは、ホークスを率いる将としての責任感だった。戦列を離れ、ナインに求心力を失わせた悔い。そして孫オーナーの協力を得て大型補強を完遂した責務。「監督はいろんな責任を感じられた上での結論だったのだと思う」。15日に王監督から直接意思を伝えられた竹内球団常務最高執行責任者(COO)は気迫を肌で感じ取った。
「シリーズに出ることが第一の目標。シリーズに出ればウチは強いんだと暗示をかけている」。ダイエー時代は日本シリーズで2勝1敗。今年はセパ均等のポストシーズンになるとはいえ、頂上決戦では負けない自信がある。4年ぶりの日本一を目指し、その最初の一歩となるキャンプは勝つための戦力を見極める「戦場」でもある。小久保、多村、ガトームソン、大隣、高谷…。新戦力が加わり、空前のポジション争いが展開される。
第3クールからシート打撃、第4クールから紅白戦の基本スケジュールは変わらないが、いずれのメニューも例年より数日ほど早める。実戦形式で選手の力量を確認するだけに、選手にとってはそれだけ“振るい落とし”の時期が早くなる。「今年はレベルの高い競争になるだろう」。生き残りをかけた選手の定位置争いを、誰よりも王監督が楽しみにしている。
ユニホームを着て、迎える43回目の“春”だ。「球音が伝わってくると、何か自分の気持ちの中で強く動くものがある」。体の隅々にまで染み込んだ野球人としての血が背番号「89」を熱く駆り立てる。(西口憲一)
=2007/01/17付 西日本スポーツ=2007年01月17日10時27分
斉藤 王監督の背中に学ぶ
2007年2月1日(木) 10時56分 西日本スポーツ
「王の背中」に学ぶ−。斉藤和巳投手(29)が、王監督の姿を通しての「原点回帰」をキャンプのテーマに掲げた。31日、キャンプ地・宮崎入りしたエースは宿舎での合同ミーティングで発表された今季チーム指針「原点回帰」に「今すぐには何か想像できないが、グラウンドでの王監督の姿から感じ取る」と反応。チームのけん引役として、まずは王監督の意志を完ぺきな形でくむ。
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| 宮崎入りした斉藤和(中央。手前右端は杉内) |
深かった。王監督がこの日、発表したチーム指針の中にあった「原点回帰」。シンプルかつ奥深い四字熟語に、さすがの4冠エースもうなった。
「ああいう病気(胃の全摘手術)をされて帰ってこられて、監督も考えるところがあるんでしょう。原点回帰ね…。一番難しい。そう言うのは簡単やけど、正直、それが何か今すぐに想像できないところはある。それをグラウンドでの王監督の姿から、感じ取ることができたらいい」
斉藤和が、現場復帰する王監督からあらためて学ぶ姿勢を見せた。
20勝を挙げた03年からエースの座を不動のものとし、選手会長となった昨年は投手4冠&パ・リーグ投手初の2度目の沢村賞。今季も2年連続4度目の開幕投手は当確だ。実績も立場もあるだけに維持しがたいこともある。「初心は忘れてはいけない」。チーム指針を自戒と受け取った。
自分なりの原点回帰の一つは「投球漬け」だ。192センチの長身を生かした角度ある投球フォームの確立を目指す今キャンプ。「できることなら毎日、ブルペンに入りたい。自分の場合は肩の故障があるから他の人と同じ感覚で、というわけにはいかんけどね。質より量やけど、量も質のうち」。きょう1日、宮崎地方は気温1度前後の冷え込みが予想されており「寒いらしいから状況を見ながら」とむちゃはしないが、2年連続の初日ブルペン入りへ意欲十分だ。
城島健司 SB訪問 王監督のユニホーム姿「特別な思い」
2007年2月9日(金) 9時56分 毎日新聞
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| 王監督に渡米の挨拶をする城島 |
米大リーグ・マリナーズの城島健司捕手(30)が8日、古巣ソフトバンクの宮崎キャンプを訪問し、王貞治監督(66)らにメジャー2年目の意気込みを伝えた。
古里の長崎県佐世保市で自主トレを続けていた城島。今月中旬予定の渡米を控え「昨年もそうだったし、監督にあいさつを」と宮崎市のアイビースタジアムを訪問。グラウンドに出てファンの声援を受けながら王監督と談笑し、今季ソフトバンクに加わった同学年の多村仁外野手(29)とも話し込んだ。
王監督のユニホーム姿に「大病を患われた後だけに、特別な思いがある。自分はキャンプインはこれからだが、監督の目の輝きを見ると(戦う)モードに入っていく。いい時間になった」と意欲が高まった様子だった。
「律義なやつだね」と笑った王監督は「2年目は2年目でマークされるし大変だけど、頑張ってもらわないとね」とエールを送っていた。【錦織祐一】
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