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提橋和男の新☆管理人のつぶやき 974
勇気あるお巡りさん力尽く
女性を助けるため最後まで…手本でした…
地元住民”涙”ありがとう
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| 宮本邦彦巡査部長 |
東京都板橋区の東武東上線で6日、線路内に入った女性(39)を助けようとして電車にはねられ、意識不明の重体となっていた警視庁板橋署常盤台交番の宮本邦彦巡査部長(53)が12日、都内の病院で死亡した。
「警官のお手本のような人だった」など、同交番前では、涙ながらに花束を届けたり、深々と頭を下げる地元住民の姿が見られた。この夜、遺体が安置されている板橋署には、安倍晋三首相も駆けつけた。
家族にみとられ
事故から6日。常盤台交番には近隣住民や地元の小学校から、回復を願う千羽鶴や花束、励ましの手紙やメール約30通が届けられたが、その祈りは通じなかった。
頭の骨を折り、集中治療室で治療を受けていた宮本巡査部長は意識が戻らぬまま、家族にみとられながら、息をひきとった。同日夕、宮本巡査部長の母親と夫人、長男が交番を訪問すると、警察官は敬礼で迎えた。同僚の警察官から花束や千羽鶴について「回復を願う住民の皆さんから贈られたものです」と説明され、夫人らは「ありがたいことです」と涙をぬぐった。
女性を助けようと飛び出すまで働いていた交番。夫人らは建物内に入ると、巡査部長の机をなでながら「これがお父さんが使っていた机だよ」と長男に涙をこらえて話しかけた。遺族はこの後、ときわ台駅構内の事故現場近くの踏切で献花し手を合わせた。
献花後を絶たず
地元住民からも慕われていた宮本巡査部長。花束を届ける住民は終日、後を絶たなかった。板橋区の主婦は昨年暮れ夜中に歩いていた息子が宮本さんに補導された経験がある。「宮本さんは悩んでいた息子に『自分の好きなことをしっかりやりなさい』と声を掛けてくれたと聞いた。母子家庭なので本当にありがたかった。他人のことなどどうでもいいという人が多い中、本当にありがたいと思った。犯罪のない社会になるよう見守ってほしい」と声を震わせながら話した。交番の近くで飲食店を営む河原弘さん(51)は「商店街では”主任”と呼ばれ、親しまれていた。お年寄りや子供たちの安全を確保する警官の見本のような人だった」。交番前で深々と頭を下げていた主婦の酒井市子さん(67)は「2カ月前、踏切内でお年寄りが動けなくなっているところを、宮本巡査部長ら数人の方が助けているのを見た。本当に勇気あるお巡りさんだった」と悲しげに話した。
署長「誇りだ」。柩が板橋署に
警視庁板橋署では午後4時過ぎ、滝沢慶二署長ら約60人が敬礼する中、白い布に包まれた柩が署内に運び込まれた。岩間功副署長は「無口だがまじめで責任感が強かった。地域のことをよく知っていて、住民には”宮本さん”と呼ばれていた。このようなことを皆さんに伝えなくて済むよう祈っていたが」と無念の表情。滝沢署長は「職責を全うしようとした宮本巡査部長は、署員の誇りだ。回復を願っていただいた地元や全国のみなさんに心から感謝したい」と語った。
せめてもの救い。重症女性快方へ
巡査部長に助けられた女性は腰の骨を折る重症を負ったが、快方に向かっている。巡査部長の葬儀・告別式は15日に行われる。
=2007.02.13 スポーツニッポン=
勇気に敬礼
宮本さんの勤務していた東武東上線ときわ台駅前の常盤台交番にはこの日午前7時から、しゅつきん前の通勤客らが記帳に訪れ、正午前までに400人近くを数えた。
隣接する練馬区から駆けつけた小学3年生、高妻竜児君(9)もその一人。朝になって、宮本さんが亡くなったことをテレビのニュースで知り、学校が休みだったため、家族に「交番に行ってくる」と告げると、一人で約20分の道のりを自転車に乗ってきたという。高妻君は、宮本さんの同僚に、小さな手のひらで包むように3個の折り鶴を渡すと「宮本さんは勇気がある。自分の命を捨ててまで人の命を守ってくれてありがとうございますと言いたい」と話した。
同交番には宮本さんを知る地域の人々が次々に献花のため姿を見せていた。
6日午後7時過ぎ、ときわ台駅にいて事故を目撃した近くに済む貿易商水の康一さん(59)も、「宮本さんは、いじめられている子の相談にのってアドバイスするような人。不良の子も平等に扱っていた。なぜ、彼が死ななければならなかったのか」と声を震わせた。事件直前、宮本さんに自転車を直してもらったという母子も交番を訪れ、子供の字で「自転車を直していただきありがとうございました。天国で楽しく暮らしてください」と書かれた手紙を添えた花束を手向けた。ジャーナリストの櫻井よしこさんは、「日本社会が相対的に見て安全に保たれているのは、宮本巡査部長のように、職務を忠実に励む警察官がまだまだ数多くいるから」としたうえで「とっさに命をなげうつ行動はなかなかできない。政府はきちんと顕彰してほしい」とはなしている。
=2007.02.13 夕刊読売新聞=
踏切で妻おえつ。交番前、途絶えぬ記帳の列
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宮本警部が勤務していた常盤台交番と事故現場を訪れ涙を流す遺族ら
=12日午後、東京都板橋区で(今泉慶太郎影) |
勇気ある警察官は帰らぬ人となった。6日、自殺しようとした女性(39)を助けようとして電車にはねられた警視庁板橋署警部(12日付で二階級特進)の宮本邦彦さん(53)は12日午後、息を引き取った。常盤台交番に勤務し、地域の人たちに親しまれた警察官。現場では遺族がおえつし、近隣住民は肩を落とした。13日朝、交番前に記帳の列が並び、駅周辺はいつもと異なる悲しみにつつまれた。
遺族らは署員に当時の状況の説明を受けながら、事故のあった踏切を訪れた。花束を供えると、妻は「あぁ−」と声を上げておえつし、うずくまり、ホーム下に向かい、涙を流しながら手を合わせていた。
13日朝も常盤台交番には近隣住民のほか、奈良や新潟などからも記帳者が訪れた。その数は300人を超え、交番内に千羽鶴のほか、ユリやキクの花、匿名の男性が持参した「誇り」と書かれた色紙も飾られた。
午前7時半ごろ、区内にある市立淑徳小の通学バスの出発を待つ間、同小4年の田中愛美さん(10)ら三人が花束を供え、交番前で小さな手を合わせた。愛美さんは〒いつも見守ってくれた人なので悲しいです」と小さな声でつぶやいた。

事故現場の踏切で献花をする宮本巡査部長の遺族ら
(12日午後5時過ぎ、東武東上線ときわ台駅で=田中成浩撮影)
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同僚は「回復して一般病棟に移ったら
千羽鶴を見せてあげたい」と話した
8日、常盤台交番で |

折り紙で作った花束を献花した後、手を合わせる
通学途中の女の子
(午前7時、東京・板橋区の常盤台交番前で) |

記帳や献花をする人たちが次々と訪れている
宮本警部が勤務していた常盤台交番
13日午前 |

宮本邦彦巡査部長の回復を祈り、警視庁板橋署常盤台交番に寄せられた花束や千羽鶴 |

死亡した宮本巡査部長が勤務してい常盤台交番には、自転車を直してもらった
子供からの感謝のメッセージも供えられていた=12日午後 |
緊急叙勲を検討(首相)
安倍晋三首相は13日午前の閣僚懇談会で、東京都板橋区の東武東上線で線路内に入った女性を助けようとして電車にはねられ、12日に死亡した警視庁板橋署常盤台交番の宮本邦彦警部に対し、緊急叙勲する考えを表明した。首相は「(宮本警部は)強い正義感と職務を全うしようとする強固な意志から、女性を助けようとした」と述べた。叙勲制度では、警察官や自衛官ら危険性の高い業務に対し、特別な功績を挙げた人を対象に緊急叙勲するとしている。
=2007.02.13 東京新聞
失態、安倍首相弔問で、宮本巡査部長の名を繰り返し「ミヤケ」
交番には記帳台が設けられ、近くの商店主の男性はは「もうあの大声と、交通違反を注意する独特の笛の音を聞くことができないんですね」と声を詰まらせた。
夜には安倍晋三首相(52)が伊藤哲朗警視総監(58)と弔問のため、板橋署を訪れた。安倍首相は、講堂に設けられた祭壇の遺影に手を合わせ、宮本巡査部長の長男に「お父さんを見習って頑張って下さい」と声を掛けた。
弔問後、首相は、同署玄関前で報道陣の代表質問に応じた。その際、宮本巡査部長の名前を「ミヤケ」と繰り返し間違える失態を演じた。「亡くなったミヤケさんのような人が日本の安全を守っている。危険を顧みずに人命救助に当たったミヤケさんのような方を、私は総理として本当に誇りに思う。そのことをご遺族に伝えた」と述べた。関係者によると、弔問は急きょ決まったというが、締まらない結末になってしまった。
=2007.02.13 日刊スポーツ=
この原稿を書いていて涙が滲んでくる。無念で仕方ない。誤魔化し、不正が当たり前の今の世に、全うに任務を果たして命を落とした宮本巡査部長。警察の階級制度にキャリア組のエリートとノンキャリアの出世には縁がない警察官がいる。
不正の輩は腹を肥やし、全うに任務を果たす警察官は命を失う。これが世の「正義」であるはずがない。しかし、王道を貫くのが命がけならば、それでも「それに敢えて挑戦するのも人生である。
宮本巡査部長がまさにその鏡として私たちに教えてくれた。
それにしても、である。市民の安全と治安を守っているのは第一線のノンキャリアの警察官である。安倍首相が、いかに急なこととはいえ、名前を間違えて連呼した記者会見。所詮、形だけの弔問だったのではないか。心が感じられない。宮本巡査部長を軽視してたと言われても弁明の余地もあるまい。
事故後、直属の最高上司である警視総監が見舞いに行ったというニュースも聞かない。
ノンキャリアの一警察官の生死など内心はどうでもいいことなのか?
そんな風情の中、名誉も栄光にも縁のない第一線の警察官の姿を大きくクローズアップさせ、警察官の意気込みを世間に知らしめた宮本巡査部長に敬意を表するとともにご冥福をお祈り申し上げます。それにしても涙かとまらないのはなぜでしょうか…。
一輪咲いても花は花…⇒
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