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提橋和男の新☆管理人のつぶやき 1029
挑戦、男たちの詩76
松坂15勝、レ軍12年ぶり地区優勝
(日刊スポーツ)
<レッドソックス5−2ツインズ>◇28日(日本時間29日)フェンウェイパーク

松坂が15勝
日本人ルーキー最多記録 |
【ボストン(米マサチューセッツ州)28日(日本時間29日)=四竈衛、山内崇章】やはり松坂は、ただ者ではなかった。レッドソックス松坂大輔投手(27)がマジック2で迎えたツインズ戦に先発。8回2失点と力投し、公式戦最終登板で日本人メジャー新人最多の15勝目を挙げた。試合後2位ヤンキースが敗れ、レ軍の12年ぶり6度目の地区優勝が決まった。松坂は32試合に先発し、15勝12敗、防御率4・40。投球回数、奪三振の「200&200」をクリア。プレーオフ地区シリーズの相手は西地区Vのエンゼルスに決まった。
シャンパンでぬれたフェンウェイパークの芝を、誇らしげに歩いた。目に染みるアルコールも、びしょぬれのTシャツも気にならなかった。松坂の前には、ベケット、パペルボン、オルティスらの主力が入れ代わり立ち代わりで近づいてきた。勝利の美酒を豪快に、何度となく浴びせられた。
松坂「まさかグラウンドでシャンパンファイトをするとは思いませんでした。アメリカに来て初めてメジャーリーガーになった気分です。これは経験のない喜び。今日は最高の1日になりました」。
顔をクシャクシャにして、誰彼となく抱き合った。チーム160試合目。難産の末、自分が投げた試合で地区優勝が決まった。赤一色のユニホームを着て初めて練習に臨んだ2月18日、フロリダでのキャンプインから223日。ようやく、ボストンで居場所をつかんだ実感がわいた。
松坂「大事な試合だったので、とにかく勝ちたい。勝つんだ、というその気持ちだけで投げました」
レギュラーシーズン残り3試合、優勝マジック「2」で臨んだ一戦。2位ヤンキースとのゲーム差も「2」で、自分の投球次第ではV逸の危機にも陥りかねなかった。松坂にとっても、シーズン最後のマウンド。その大一番で集中力が極限に達した。怪物の本領をいかんなく発揮した。
6回まで無失点、三塁も踏ませなかった。明らかなボールゾーンへと逃げるスライダーで空振りが取れた。直球も普段より2〜3キロ増しの球速を常時計測した。7回にソロ本塁打などで2点を失ったが、最後まで気力も球速も衰えなかった。8奪三振。球数が100球を超えた8回にも最速95マイル(153キロ)を計測した。
松坂「日本ではできていたことでしたが、試合の終盤でそういうボールが投げられたので良かった。プレーオフにつながる投球をしたいと思っていました」。
最後の打者ハンターを外角いっぱいのスライダーで三塁併殺に仕留めると、何度も右拳を振り下ろした。球威、制球の完成度は、今季1番の内容。自分でも納得できるものだった。
8月以降、前回までの9試合でわずか2勝。疲労とフォーム修正の葛藤(かっとう)に苦しんだ終盤だった。8日のオリオールズ戦で移籍後ワーストの8失点を記録した際には、地元ボストンメディアから、プレーオフでの起用を疑う論調が繰り返された。一方でフランコナ監督からは奮起を促す言葉をもらった。「ダイ、私はお前をローテーションから絶対に外さない。ベケットもシリングも登板を飛ばしたが、お前だけは今まで1度も休まなかった。最後まで使う。私はダイの強さを信じている」。
シリングからも連日励ましを受けた。技術論、メジャーで生き残るための心構えを1時間にわたって諭されることもあった。チームの誰もが松坂の実力を信じていた。松坂抜きでは、今年の躍進が語れないことを知っての激励だった。
トータル204回2/3、奪三振201はいずれもチーム最多。長く険しい32試合を投げ切った。日本人のルーキーでは最多の15勝に到達した。苦しかった分だけ、大きな自信も得られた。
松坂「これから経験することはすべて初めてのもの。今は精神的にも体力的にも充実しているので、強いボールをキープしたい」。
さあ、プレーオフだ。10月5日の地区シリーズ第2戦で新たな挑戦に挑む。美酒を味わう機会は、9月だけで終わらせたくない。【山内崇章】
[2007年9月30日9時35分 日刊スポーツ]
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シャンパンを浴びて地区優勝を祝うレッドソックスの松坂。 「米国に来て良かったと改めて思う。 最高の1日だ」と語った。1年目の成績は15勝12敗、防御率4.40、奪三振200(28日、ボストン=代表撮影)【時事通信社】
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ア・リーグ東地区で優勝、ファンの前でシャンパンを浴び
喜ぶレッドソックスの松坂=フェンウェイ・パーク(共同) |

地区優勝を決めベケット(手前)に
シャンパンをかけ喜ぶレッドソックスの
松坂大輔(AP) |
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