提橋和男の新管理人のつぶやき
(2006/12/27)

提橋和男の新☆管理人のつぶやき 958

活躍する女性像(59)

清貧系美女軍団「女子ホッケー」チームが行く

アジア大会、ホッケー日本女子チームが健闘している。スポーツの中でもマイナー中のマイナーの女子ホッケーチームは予算が足りない。遠征費用も一部自己負担。経済的に恵まれない。「なでしこ」達の合言葉は「北京オリンピック出場!」。
初出場となったアテネオリンピック出場の時は、タレントの和田アキ子さんなどの応援を受け、募金活動など1000万円を超えた。北京へ向けて「ドーハの感激」を起こせるか。

アジア大会 ホッケー日本女子、中国に惜敗し銀メダル
2006年12月14日(木) 17時10分 毎日新聞

【ドーハ小坂大】ドーハ・アジア大会は13日、ホッケー女子日本は決勝で中国に0−1で惜敗して銀メダルだった。

後半6分にペナルティコーナーから決勝のゴールを決められ0−1で敗れた。中国は2連覇
後半6分にペナルティコーナーから決勝のゴールを決められ0−1で敗れた。中国は2連覇

◇たった1本…「アジア女王」逃す

  たった1本のペナルティーコーナーを決められただけ。しかし、日本にとっては点差以上に厳しい戦いだった。北京五輪出場は決めたが、初のアジア女王の座は逃し、加藤は「悔しい方が大きいかな」とつぶやいた。

  中国は、動きが緩慢だった1次リーグとは一変。攻守で猛然と走り、激しく体を張ってきた。「迫力もぶつかってくる距離も違った」と小森。だが、それは想定内。だからこそ日本は防戦一方になった前半を我慢強くしのぎ、後半も1点は許しても粘り強く守った。

試合い終了間際、最後のチャンスに攻めあがる千葉

それでも勝つには、少ない好機で確実に決めるしかない。ところが、相手の圧力の前にパスの方向や強さが乱れ、持ち味の組織だった攻撃ができない。結局、放ったシュートはわずか2本。

  5位に入った今秋のワールドカップ(W杯)や、6試合で35得点の1次リーグで手応えを得たはずの攻撃力は、肝心の試合で不発。森本は「まだ足りない」と悔やみ、恩田監督も「体力差が出た。技術や戦術の精度、スピードやパワーも」と、いくつもの課題を並べた。

  中国は優勝が決まると、選手もコーチも誰もが泣いた。アテネ五輪の4位から、W杯は10位と転落。ばん回に必死だったのだ。他国も懸命に強化を図っている。ここ数年で急成長した日本も、この先は楽観できない。

  来年1月にはアルゼンチンで世界の上位6カ国が競う大会「チャンピオンズトロフィー」に臨む。「強豪との対戦を積み、ゲーム運びも勉強したい」と岩尾。北京五輪でのメダルという目標に向けて、すべてが貴重な経験だ。【石井朗生】

[ 12月14日 17時10分 更新 ]

アジア大会・北京五輪出場権を獲得

ホッケー女子の1次リーグ香港戦でプレーする日本の中川(左から2人目)。日本は香港に9−0で圧勝し、決勝進出。今大会の2位以内に無条件で与えられる北京五輪出場権を獲得した(11日、ドーハ)

女子ホッケー、五輪出場権を獲得

前回アテネ五輪出場の際、ホッケー女子は金銭的困窮で話題になった。テレビ番組でも取り上げられ、歌手の和田アキ子や大黒摩季らによる応援運動で総額5000万円の寄付を集め、結果、日本マクドナルドのスポンサードも得たサクセスストーリーに発展した。

 だが、今年10月で契約切れ。年間200日を合宿、海外遠征に費やすホッケーで、強化に必要な資金は女子で年間約4000万円。そのうちスポンサーによる援助は1000万円だった。それが丸々なくなり、以前のように個人負担がきつくなった。海外遠征では1回ごとに各選手が5万円以上を負担。企業チーム所属選手はともかく、加藤のように就職活動をせず、クラブチームで競技に集中してきた選手は無職。親の援助やバイトに頼らなければならず、資金確保の窮余の策として、女子選手をモデルにした「写真集」を作製し、全国的な募金活動を展開する話も出ている。

 収支がマイナスになる前に北京五輪出場を決めてしまわなければ、“破産”してしまう。遠征ではホテルに泊まれず、大学の寮を借りなければならない貧乏生活に逆戻りだ。すでに9月のW杯では直行便移動をやめ、香港経由で開催地・マドリード入りしてコストダウン。ユニホームは新調すると約100万円かかるため着古している。

 新スポンサー獲得のための最後のアピールの機会であったドーハで、がけっ縁で、自分たちの力でチャンスをもぎ取った日本代表。これからは五輪切符と金メダルをセールスポイントにできる。日本協会ではスポンサー探しを始めているが「これが切り札になれば」と期待を込めた。「北京五輪出場を決めて、スポンサーが決まれば一番いい」大会前の加藤の言葉通りになるかもしれない。だが、まだ決勝戦がある。とりあえず今は、お金より金メダルだ。

 大黒摩季(歌手)「祝! 北京五輪出場!! アテネで抱きしめたあの悔し涙がまぶしい輝きに変わって、応援団としても本当に誇らしいです! 先日、大阪のライブで『チーム皆の代表でパワーをもらいに来ました』と加藤さんをきつ〜くハグをして、絶対北京行こう! 私も前回以上に援護射撃するよ! と誓い合った矢先、カトちゃん約束守ったね〜(涙)しかも9−0スゴイ! 本当にエライ! このまま上げアゲで『栄光の金バッチ』までまっしぐら!!」

 和田アキ子(歌手) 「北京五輪出場おめでとうございます。すごい!!私がホッケーチームを応援してから2年が経つのかな。自分のことのようにうれしい。日々の努力がオリンピックという最高の結果に結びついてよかったですね。これからはもっと強敵が待っているだろうけど、世界一目指して頑張って」
(スポーツ報知)

アジア大会 日本は中国に快勝、3勝1分け ホッケー女子
2006年12月9日(土) 10時21分 毎日新聞

【日本・中国】前半22分、ゴールを決めて森本と抱き合って喜ぶ駒沢(右)=ドーハ郊外のアルラヤン・ホッケー場で8日、北村隆夫写す

日本・中国=前半22分、ゴールを決めて森本と抱き合って喜ぶ駒沢(右)
日本・中国=前半22分、ゴールを決めて森本と抱き合って喜ぶ駒沢(右)

 ドーハ・アジア大会の第8日、ホッケー女子の1次リーグ3試合が行われ、日本は中国に3−0で快勝し3勝1分けとした。前半に駒沢(グラクソ・スミスクライン)、森本(天理大職)、小森(グラクソ・スミスクライン)がゴールを決め、後半もリードを守りきった。

 日本は同リーグでの残り試合は、いずれも格下のインド、香港との対戦。上位を争うと見られる韓国、中国との対戦を1勝1分けで乗り切ったことで韓国、中国より優位となり、順当なら決勝進出と北京五輪出場権獲得が可能となる同リーグ2位以内が非常に濃厚な状況となった。

◇大事な一戦、危なげなく制す

 事実上、決勝と北京五輪への切符の行方を左右する大事な一戦を、日本は危なげなく制した。恩田監督の評価は「快勝と完勝の中間くらい」。さらなる高みを目指すからこその冷静な見方だが、選手の笑顔が満足感を表していた。

 「チャンスを待って、それが来たらしっかり決めようと話していた」と加藤。積極的に攻め上がりながらも無理せず確実にパスをつないで、相手のほころびを待った。前半22分に右サイドから中へとつなぎ、駒沢が決めて先制。同25分には森本が2点目。「中国のゴール前の守備が薄いことは確認済みだった」。自分のシュートがはじかれても思い切って詰めて、リバウンドを押し込んだ。前半終了間際には小森が決定的な3点目。中国から戦意を奪い、後半は相手をゴール前に攻め込ませず手堅く守った。

 1次リーグで最も重視した3日の韓国戦が引き分けに終わり、もう負けが許されない状況になった。しかし北京へ向けて執念を燃やす選手たちは振り返らず、「戦術も気持ちもうまく切り替えた」(森本)と中国戦へ再び集中した。この日、後半開始前の円陣では、全員が深呼吸するところで森本が間違えて「ハイ!」と声を出してしまい、どっと笑いが起こってリラックス。前向きに、だが力まず、思い通りのプレーができるのが日本の強さでもある。

 数字の上では残り試合を連敗すると、1次リーグ2位以内を逃す危険性が残る。「しっかり戦い、決勝でもう一度中国に勝ちたい」と加藤。日本の意気は、ますます上がっている。【石井朗生】

[ 12月9日 10時21分 更新 ]

資金難・・・苦しい台所事情打開へ

 「そうした意識の差が出た」(恩田昌史)。試合は、日本が駒沢李桂らのゴールで前半のうち3点を連取し、勝負を決めた。試合後、小野真由美はやや涙ぐんだ表情で「北京五輪に行きたいという気持ちが中国よりも強かったのが勝因」と語り、恩田監督は「五輪に行ける確率は80%。インドに勝てば95%に上がる」と胸を張った。

 どうしても勝たなければならない事情がある。「カネ」の問題だ。9月末、ホッケー協会唯一のスポンサーだった日本マクドナルド社との契約が、10月限りで打ち切られることが決まった。隣国韓国への遠征ですら300万円かかるが、これすらまかなえない。

 遠征のたびに選手が各自5万円を個人負担。飛行機も値段の高い直行便の利用はやめて、格安の航空券を使用する。W杯ではマドリードへ関西空港から香港経由で向かった。十分な数のトレーナーが確保できない。100万円かかるユニホームの新調もやめる予定だ。

 女子チームの資金確保といえば、シドニー五輪の際にサッカーのオーストラリア女子代表がヌードを掲載したカレンダーを発売したことが有名だが、ホーケー女子も小野やエースの千葉香織、北野祐子など、人気が高い美人選手の写真集や、応援グッズの販売を検討していつが、具体的な話はまとまっていない。

実はアテネ五輪前も同じような台所事情だった。スポンサーも無く、選手の用具も自前の中、04年3月の五輪予選優勝を果たし、初の五輪出場権を獲得。これを契機に始めた募金活動が1000万円を超えた。歌手の和田アキ子さんが、自腹でテーピング用品やサプリメントなどを提供。大黒摩李さんも公式応援ソングを発売。応援機運が高まった。

 北京へ向け、今度は「ドーハの感激」を起こせるか。 「選手はそういうことを考えないようにしています。勝てば応援してくれる方も増えると思う。金メダルを取って北京へ行きたい」と小野は前を見つめた。

=12/10夕刊フジ=

資金難女子ホッケーに救いの手!!

=アジア大会銀で北京切符、帰国チーム吉報尾で迎え=
  日本コカ・コーラ新スポンサー

 10月いっぱいで唯一のスポンサーだった日本マクドナルドとの契約が切れ、資金繰りに悩まされていた女子ホッケー日本代表に吉報が舞い込んだ。日本コカ・コーラが新スポンサーに決定したと発表。ほかのも4社が支援を表明しているという。ドーハ・アジア大会銀メダルで北京五輪の切符を手にしたことで支援の動きが活発化している。

女子ホッケーチームが帰国。銀メダルを報告する恩田監督(手前中央)、加藤主将(手前右)ら日本代表チーム

ホッケー女子チームはこの日、五輪切符を土産に成田空港に到着し、帰国会見。同席した吉田大士・日本ホッケー協会会長は、協会のオフィシャルスポンサーに日本コカ・コーラが決まったことを報告した。「(大会中は)あまりスポンサーのことは気にせず、フィールドの上に専念していた」と振り返る加藤明美主将(HANNO)は事前に知らされていなかったし、びっくりした」と喜びを爆発させた。

 年間2000万円で2年間のスポンサー契約を結んでいた日本マクドナルドは、今年10月いっぱいで撤退。五輪競技団体としては唯一支援企業がつかないという事態に陥り、チームは五輪出場に向けた資金面で窮地に立たされていた。それだけに恩田昌史監督は「(五輪)出場権獲得がこのチームの最大目標だった。何者にも替え難いうれしさを感じている」とダブルの喜びを爆発させた。

 吉田会長によると、さらに4社と支援についての話が進んでおり、北京に向けて一気に未知が開ける可能性もある。 チームはこれまでにも資金難に苦しめられてきた。04年のアテネ五輪に出場する際には、芸能界きっての"応援団長”でもあるタレントの和田アキ子の自腹の支援などを受けて苦境を乗り越えた。今回も「五輪」がチームを救うきっかけになったようだ。

アテネ応援歌提供の大黒摩李も祝福

 アテネ五輪でホッケー女子日本代表の公式応援ソング[ASAHI−SHINE&GROOVE−]を提供したシンガー・ソングライターの大黒摩李(36)はスポンサー決定に「おめでとう!}と大喜び。

 「アテネ五輪出場決定後でも、自分たちで格安チケットを取ったり、合宿するにも近くの大学の教室を借りて雑魚寝状態で寝泊りしていた環境が改善されることを願っています」とねぎらった。その上で「北京に向かってSHINE&GROOVE!"栄光の金バッジ”を獲れるよう、応援し続けます」と熱烈なエールを送った。

デビュー曲「片道キップ」のカップリング曲「勇気の一歩」が応援歌に採用された演歌歌手の北山たけし(32)も「選手の皆さんもより一層練習に打ち込めると思う。北京に向けて力いっぱい頑張ってほしい」とコメント。

次は世界と

日本ホッケー協会は17日、世界ランキング上位6チームで争うチャンピオンズトロフィー(来年1月13日ー21日、ブエノスアイレス)に出場する日本女子代表18人を発表した。メンバーには、ア大会代表の加藤明美ら全員が入った。日本は今秋のワールドカップ(W杯)過去最高の5位となり、初出場する。日本以外の参加はアルゼンチン、ドイツ、オランダ、オーストラリア、スペイン。

=12/18スポーツニッポン=

⇒女子ホッケーは「北京の先」を目指せ