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提橋和男の新☆管理人のつぶやき 915
オシム監督の胸のすくスポーツマスコミ、日本サッカー協会批判
日本代表監督記者会見で、日本のサッカーの“病巣”をコテンパン
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| 正論を言うオシム(右)にビクビクの川淵キャプテン(左)か?! |
これを痛快といわずして何というか−。日本代表のオシム新監督が7月21日、就任記者会見で胸の書くような「メディア批判」「日本サッカー協会批判」で両者をぶった斬ったのだ。
質疑応答で某記者が「ドイツ(W杯)は(1次リーグ敗退で)失望した。どうやって自信を取りもどしますか」との問いにオシム監督が「こちらから質問したい。失望というが、その前に(大会前の”日本は1次リーグを突破できる”という)楽観的な見方の根拠は何か」と話始めると、川淵キャプテンの表情から笑顔が消えていった。
「(失望した)理由は2つ考えられる。そちらが(相手が弱いという)誤った情報を持っていた。あるいは正しい情報は得ていたけれど見下してしまった。物事を”現実的に、客観的に”見ることは大事なこと。(日本代表に)能力以上のものを期待してしまうから、失望ということになる」
まったくもってオシムのいう通りだ。ドイツW杯前、スポーツマスコミは「日本は歴代最強」の大合唱。日本中が戦時中のようにミスリードされ、「1次リーグ突破は間違いない」と浮かれていた。
結果はどうか。クロアチアの引き分けがやっと。3試合でわずか2得点。7失点のボロ負け。だが、それでもオシムは「日本は健闘した」と話していたという。相手との実力差を冷静に比較すれば「日本に勝ち目なし」を予見していたということである。
水を打った会見場
オシム痛快劇はこれで終わることはなかった。返す刀で今度は「協会批判」だ。
「私は日本の持ち味を生かせることが大事だと考えている。(日本には)素晴らしい敏捷性、アグレッシブな攻撃性。そして個人の高い技術がある。(今までは)それがチームのために働いていなかった。例えば走るスピード、展開のスピードを見ても、今までの日本は(本来の)スピードのあるチームではなかった。もっとスピードの生かせるプレーができると思う」
名前こそださなかったが前任者ジーコ、そしてシーコを選んだ川淵キャプテンには耳の痛い話だ。「協会の方向性が間違っていた」と根本的に否定されたようなものである。あまりの正論に、300人の報道陣が詰めかけた会場は水を打ったように静まり返ったまま終了した。
自分の考えを持ち、それを曲げない。おべんちゃらも言わない。一貫したオシムの姿勢は、現在の「協会」「スポーツマスコミ」には一番の”特効薬”ではないか。この痛快劇はまだまだ続きそうである。
=7/24日刊ゲンダイ=
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私はサッカーについて詳しくない。詳しくないから客観的に見られるのかもしれない。
前W杯で、日本はトルシエ監督のもとでベスト16になった。トルシエ監督は協会が三顧の礼をもって迎えた監督だと思う。ところがトルシエは自分の考えを持っていた。それが協会の考えとズレていった。協会や選手との不協和音が聞こえ始めた。最後はトルシエ監督は石もて追われるように去っていった、というのが私の印象である。
つまり協会(川淵キャプテン)は何の基準をもってトルシエ監督を招聘したのか?と思わざるを得ない。後任には温厚なジーコを選んだ。協会の言うことを聞く「イエスマン」を選んだというのが、私の印象である。
ジーコジャパンは確たる戦績を残したのだろうか? 協会の考えがわからない。協会のビジョンでは強い日本代表を作ることはできない。トルシエとジーコがそれを示している。ところで、日本では「ドイツW杯はベスト8」という声があった反面「1次リーグ全敗で敗退」という声があったのも事実である。そして後者が常識的な見方であったと思われる。でも、それでは商売にならないと考えたマスコミが、1次リーグ突破、ベスト8も可能と煽ったのではないか?オシムの批判はそこを突いている。
問題はサッカー協会とオシムの関係がいつまで持つかということだろう。途中解任となった場合、日本のサッカーもこれでお仕舞いだと私は思う。すべての元凶は日本サッカー協会の体質にあり、おべんちゃら報道をしてきたスポーツマスコミにあるといっても過言ではないだろう。
6月12日、対オーストラリア戦。いつものラーメン屋へ行くとNHKが試合開始2時間も前からお祭り騒ぎの放送をしていた。当然日本が勝つという前提で放送が進んでいく。「そうか、日本は勝てるかもしれないのか?」サッカー音痴の私はそう思った。結果は3−1でオーストラリアの勝ち。日本のサッカーはいつものように点がとれない。百年一日がごとく、相変わらず能力がないサッカーをやっている。NHKのあの放送はなんなのか?後日あれと同じ放送を見させられた。TBSが8月2日に放送したランダエタと亀田興毅のWBA世界ライトフライ級王座決定戦である。私の印象はサッカー・ドイツW杯のときと同じようなマスコミの馬鹿騒ぎに見えた。結果、TBSに批判が殺到したが、伏線はサッカーW杯放送にあると私は見ている。馬鹿馬鹿しい放送で視聴者を侮るな、ということだろう。
オシムの見識が、日本サッカー協会、日本サッカー、そしてスポーツマスコミを変えることが出来るだろうか? 今後の推移が注目される。
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