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提橋和男の新☆管理人のつぶやき 903
活躍する女性像(49)
古閑、今季初V!7ホールプレーオフ制し先輩の胸で涙
2006年7月17日(月)
スタンレーレディス最終日(16日、静岡・東名CC、6509ヤード、パー72)死闘を制し、涙の優勝だ! 古閑美保(23)が通算10アンダーで並んだ大山志保(29)との7ホールに渡るプレーオフを制して今季初優勝。2年ぶりのツアー通算4勝目を飾った。日本女子ツアーで7ホールのプレーオフは、88年のツアー制度施行後では最長タイ。ツアー初Vを狙った諸見里しのぶ(20)は、イーブンパー72と伸びず、通算6アンダーの6位に終わった。
入れ! 入れ! 願いを込めた声が、18番(パー4)にとどろいた。グリーン右ラフから残り16メートルの古閑の第3打。SWで打ったボールは高く舞い上がり、4メートル手前から転がってチップインバーディー。果てしなき死闘に、決着をつけた。
「やっと、終わったという感じ。勝つのはこんなに難しいのかと思いました」。ツアー最長タイの7ホールに渡るプレーオフを終えると、古閑は相手の大山と抱き合って泣いた。2人は同じ清元登子(日本女子プロゴルフ協会副会長)門下生。6歳年上の大山を姉と慕ってきた古閑は、先輩の胸に顔をうずめた。
首位に3打差の3位から出た古閑。一時は5打差と開いたが、5番から4連続バーディー。そして、17番、18番の連続バーディーで追いつき、プレーオフに持ち込んでの粘り勝ちだった。
プロ3年目の03年に2勝をあげ、トッププロに仲間入りしたものの、一昨年10月の「大塚家具レディス」での3勝目を最後に勝てなくなった。
「初心に帰ろう」と臨んだ今季。試合の合間には必ず地元の熊本に戻って、清元にスイングをチェックしてもらった。ボールを漠然と打っていた練習でも、常に優勝の瞬間をイメージ。決着をつけたチップインは、何度も頭に描いてきたシーンの再現だった。
さらに今週は、起伏に富んだコースに合わせて、ドライバーのロフト角をこれまでの9度から8.6度にチェンジ。低弾道のボールで、確実にフェアウエーをキープし、飛距離を稼いだ。
「最後のチップインは、自分でも驚くほど上手に打てた。練習はウソをつかないことを知りました」。賞金ランクトップを走る大山を下した価値ある勝利。古閑が夢の賞金女王を目指して走り出した。

〔写真:7ホールのプレーオフを制した古閑美保(中央)は、相手の大山志保(右)に駆け寄り、涙、涙…〕
★大山「感謝の気持ちで…」泣きながらサイン
プレーオフに敗れた大山志保は、泣きながら大勢のギャラリーにサインをし続けた。今季3勝目を逃した悔しさもあったが「最後まで応援してくれたファンに感謝の気持ちで…」。優勝宣言して臨んだこの大会。「精いっぱい戦って負けたのですから悔いはない。優勝できなかったのはわたしに何かが足りないんです。(古閑)美保ちゃんは素晴らしいゴルフをした」と勝者をたたえた。

優勝を決めた古閑は
キャディの胸に飛び込み泣きじゃくる |

7ホールに渡るプレーオフを
チップインバーディで制した古閑美保 |
★12月のオフ確定…さっそく海外旅行と車の購入計画
古閑は今季開幕前の2月にCM撮影のため、拠点の熊本を離れた。練習より“副業”を優先した姿勢に師匠の清元が激怒。清元は古閑に「今季優勝できなければ、シーズンオフは休み無し」と厳命した。しかし、この優勝で「大手を振って12月は休めます」と笑う古閑は、さっそく海外旅行と車の購入を計画。賞金女王に輝き、文字通りバラ色のオフとする。
| 古閑美保・年度別成績 |
| 年 |
獲得賞金 |
順位 |
優勝 |
| 01 |
64万9200円 |
144位 |
0 |
| 02 |
345万1900円 |
88位 |
0 |
| 03 |
5691万8980円 |
3位 |
2 |
| 04 |
4805万3391円 |
9位 |
1 |
| 05 |
3452万0016円 |
15位 |
0 |
| 06 |
4540万2071円 |
4位 |
1 |
【注】06年は16日現在
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日本女子オープン(05.10.02)
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プロミスレディース(05.06.24)
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■古閑 美保(こが・みほ)
1982(昭和57)年7月30日、熊本市生まれ、23歳。10歳からゴルフを始める。熊本・二岡中2年の96年に「日本ジュニア」優勝。東海大二高を出て、01年プロテスト合格。03年「大王製紙エリエールレディス」でツアー初優勝。ツアー通算4勝。今季獲得賞金4540万2071円(ランク4位)。家族は両親と妹。1メートル67、60キロ。
[ サンケイスポーツ 7月17日 8時3分 更新]
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