提橋和男の新管理人のつぶやき
(2006/2/22)

提橋和男の新☆管理人のつぶやき 831

トリノ五輪=頑張れ、女子カーリング

スピードスケート、ジャンプ競技をはじめ、不振を続ける日本チームは、いまだメダルゼロ。そんな中で女子カーリングチームが準決勝進出を目指して頑張っている。
序盤戦こそ苦戦したが、強豪チームを破るなど、だんだん調子を上げてきた結果、状況は苦しいが、それでも準決勝進出の望みが出てきた。
頑張れ女子カーリング!ということで戦いの足跡を振り返ってみた。

日本女子、攻めの姿勢で苦境はね返す=イタリアに劇的勝利〔五輪カーリング〕

 4−4で迎えた第10エンド。イタリアの最終ショットはハウス(円)中心への軌道を描くかに見えたが、曲がり切らず、自軍の石をヒット。日本のストーンが2つ残り、勝利が決まった。日本から駆け付けた応援団とともに、会場に歓喜の声が響き渡った。
 敗れれば、その瞬間に日本の挑戦は幕を下ろす。瀬戸際の戦いで、地元の大声援を受けた最下位イタリアの粘りにも苦しめられた。第8エンドも、3点奪取するチャンスが2点に終わり、同点止まり。後攻が圧倒的に有利なカーリングで、残り2エンドを先攻めで迎える展開も、嫌な空気を漂わせた。
 だが、この苦境をはね返すだけの強い気持ちが今の4人にはある。第10エンドのスキップ小野寺の2投目。「ナンバーワン」と呼ばれる円中心に最も近い石を日本は保持していたが、さらにそれに近づけるショットを決めた。円中心に2つのストーン。攻めの姿勢で掛けたプレッシャーがなければ、イタリアの最終投がミスになってくれたかどうかは分からない。
 「五輪ではどんな相手も強い。ちょっとでも守りに入ったらやられる」と小野寺。序盤戦の不調が響いているのは明らかだが、その苦しみ、悔しさが、瀬戸際に追い込まれてからの粘りにつながっている。
 一時は絶望的に見えた準決勝進出も、1次リーグ最終戦にまで望みをつないだ。状況は限りなく厳しいが、ここで日本の戦いが終わるのはあまりに惜しい。「4年間の集大成を見せたい」(小野寺)。そして、奇跡が起こることを待つだけだ。(ピネロロ時事)


地元イタリア戦でストーンを放つ小野寺(中央)。
左は目黒萌絵、右は本橋麻里。

=2006年2月20日(月)  時事通信 =


カーリング 日本、英国に快勝 準決勝進出に望み

 前日、スウェーデンに惜敗したカーリング女子の日本は英国に快勝して通算3勝4敗とし、準決勝進出に望みをつないだ。女子はスウェーデン、男子は英国、米国、フィンランドが準決勝進出を決めた。日本は手堅く得点を重ね、9エンドには小野寺のショットで英国に5点差をつけ、英国がギブアップした。

◇「絶対に勝つ」意気込みで勝利
 準決勝進出へ望みをつなぐには、残り3戦をすべて勝たないといけない日本。前回五輪金メダルの英国を相手に、4人は「絶対に勝つ」という意気込みで臨み、勝利を収めた。
 第2エンド、後攻の日本はスキップ(主将)小野寺がラストショットで相手のストーンをはじき2点先取。先攻となった第3エンドも中心近くにストーン1個を残し、3−0と好調な滑り出しを見せた。
 中盤は互いに3点を奪い合うなど激しい攻防が続いたが、第9エンドに小野寺は絶妙のショットで中心近くにストーン3個を残し、10対5。最終エンドを残し、相手のスキップがギブアップして握手を求めてきた。快勝に日本選手4人の顔に笑みがはじけた。
 日本は1次リーグでなかなか波に乗れず、5戦目に長野五輪優勝の強豪カナダを降し、6戦目では昨年世界選手権覇者のスウェーデンと大接戦を演じ、ようやく本来の力を発揮できるようになった。20日は残る2試合でイタリア、スイスを相手に連勝を狙う。【海保真人】


日本−英国、ストーンの位置を確認する小野寺と林

日本女子が英国を下す大金星

日本英国破る

=2006年2月20日(月) 毎日新聞=


カーリング 日本勝利で追い上げムード 一気に高まる

 1勝3敗と波に乗れない日本。1次リーグ上位4チームによる準決勝進出の瀬戸際に追い込まれていた。相手のカナダは前回五輪銅メダルで、昨年の世界選手権4位。その強豪に日本は積極的に攻めた。
 最終の第10エンド。ハウス(円)内にカナダのストーンが三つ残っていた。スキップ(主将)小野寺のラストショットは、相手のストーンをはじき、逆に中心近くにとどまった。会心の一投で勝利をものにした小野寺に笑顔が戻った。
 16日のデンマーク戦までミスが目立った小野寺だったが、「デンマーク戦後、練習で癖を徹底的に直してもらった。『何を迷っているんだ』とも励まされ、思いっきりいけた」。
 この試合は見違えるように正確なショットを繰り出した。第3エンドの最後のショットで、相手のストーンをはじいて2点を先制。続く第4エンドには、相手のストーン2個を一度にはじき出す「ダブルテークアウト」を決め、相手ミスに乗じて1点を追加、前半を3−0で折り返した。
 最大の見せ場は4−2のリードで迎えた第9エンド。センター手前に壁を作り、大量得点で一気に逆転を狙うカナダに対し、小野寺は壁のすき間をついてダブルテークアウトを成功させ、ドローに持ち込んだ。
 「負けても最後のショットを投げてほしい」。不調にあえぐ小野寺にチームメートは厚い信頼を寄せた。「カナダに勝つなんて信じられない」と抱き合って喜んだ4人の選手は一丸となって、下位グループ脱出に意気込んだ。【海保真人】


カナダに勝ち追い上げムード一気に高まる

強豪カナダに勝って喜ぶ(左から)
本橋麻里、林弓枝、小野寺歩の日本チーム

=2006年2月19日(毎日新聞 )=


五輪=カーリング、日本女子が3敗目

[トリノ 16日 ロイター] トリノ冬季五輪は16日、カーリング男女の1次リーグを行い、日本女子は第4戦目でデンマークに5―9で敗れた。これで通算成績は1勝3敗となった。


日本女子が3敗目

=2006年2月17日(金)  ロイター=


トリノ五輪・日本敗れ1勝2敗に


日本敗れ1勝2敗に

カーリング女子予選でノルウェーと対戦する日本チーム。(左から)本橋麻里、林弓枝、寺田桜子。日本は4−9で敗れて1勝2敗となった(15日)

=2006年2月15日時事通信=


カーリング 攻めの姿勢で大きな初白星 女子・米国に雪辱

ロシアに敗れ、黒星発進となったカーリングの日本女子。2戦目は昨年世界選手権2位の強豪・米国と対戦した。「少しでも攻めの気持ちを抜くと、一気にすきを突かれる」とスキップ(主将)の小野寺だったが、初戦と正反対の攻めの姿勢が大きな初白星をもたらした。
 ロシア戦同様、1点リードで迎えた最終エンドだったが、米国は延長戦に持ち込む1点を取るのがやっとで、逆に有利な後攻めを日本に譲り渡してしまった。最後は、空白のハウスに小野寺がストーンを置き、確実に1点をもぎとった。
 米国は前回ソルトレークシティー五輪の初戦の相手。5点リードから逆転負けを喫したショックから、その後もずるずると敗戦を重ねた。「メンバーはそっくり変わっても、やっぱり米国には勝ちたかった」と小野寺。「因縁の対決」に勝ち、初戦敗退から気持ちを切り替えた選手たちは、どうやら波に乗れそうだ。【芳賀竜也】


攻めの姿勢で大きな初白星 女子・米国に雪辱
会心の一投に笑顔のセカンドの本橋(左)と
ハイタッチする日本の司令塔役でスキップの小野寺

=2006年2月15日(水) 毎日新聞=


カーリング ロシアに痛恨の敗戦、気を取り直し米国戦へ

 ここ一番のショットの差が出た。最終エンドのロシアの大逆転劇は、勝負どころの日本のミスが招いたものだった。
 同点で迎えた第8エンド。終盤最大の好機が訪れた。スキップ(主将)小野寺は最終ショットを前に、何もしなくても1点取れる状態。カーリングでは、得点すると有利な後攻めが相手に移ってしまうため、点を取るなら2点以上、そうでなければすべてのストーンをハウス外にはじき出して互いに0点にしなければならなかった。
 小野寺の狙いは、相手の邪魔なストーンをはじき、自分のを中心に近づけての2点獲得。実力的に難しくはなかったはずだ。だが、わずかに手元が狂い、内に入り込めずに最悪の1点止まり。「あれは取れた」と悔やむ一投になった。
 逆に、ロシアはしたたかさだった。後攻めを確保して定石通り第9エンドをわざと得点せず、有利なまま最終エンドへ。ハウス内にストーンを3つ置いた。小野寺は最終ショット、針の穴にストーンを通すような難しい投球を強いられ自滅。好機を逃して大きな危機を招く悪いパターンにはまった逆転試合だった。
 ロシアには、前回のソルトレークシティー五輪で7−6で勝っているが、昨年3月の世界選手権では6−8で負け。昨秋のカナダ合宿では日本が勝っていた。好敵手との明暗の差は、紙一重のところにある。
 前回五輪では初戦の米国戦で逆転負けを喫し、その後ずるずると敗戦を続けた。「前みたいな繰り返しは絶対、嫌です」と小野寺。チームは、同じ日の2試合目の米国戦で、今度は巻き返しを図った。【芳賀竜也】


初戦はロシアに逆転負け。
スキップの小野寺(中央)、
リードの目黒(左)、セカンドの本橋(右

=2006年2月15日(水)  毎日新聞=

(Yahool スポーツ写真)